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コンサルタント 牛山 亮太Ryota Ushiyama
牛山 亮太

 新卒で飲食業界の企業へ入社し、店長などの現場経験を経て、5店舗を統括する。その後、別業態におけるFC事業へ参画し経営を担う。家族や自身の心身の不調を経て、心と身体と向き合うことの重要性に気づき、ZACの理念に共感し入社。心と身体のケアをするセラピストやその技術を伝えるためのスクール講師、様々な形態の店舗マネジメント経験を活かして、コンサルティング事業へ参画。現在では、介護施設や福祉施設を中心に、評価制度構築のコンサルティングや評価者育成のための講師などを担当している。

Past and future ZACと出会うまでの道のり、
そしてこれからの展望

これまでの道のり

 転機となったのは、祖父母の介護でした。私が仕事に明け暮れている中、中心となって祖父母の介護を担ってくれていた母親が精神的にも肉体的にも参ってしまったことがあります。

 そんな中、祖父が入院先の病院で虐待を受けていることがわかり、当時の私は医療従事者の方々に対して非常に憤りを覚えました。ですが、おそらくかなりの人手不足でいつ見ても忙しそうで疲れた顔をみせる職員の方々を見て、もちろん虐待を肯定するわけではありませんが、「自分がその立場だったら」と思うと「絶対に虐待をしない」という自信がもてませんでした。介護が生易しいものではないということを、母を通して実感していたからです。介護など支えが必要な方々をサポートするためには、その方々自身の心身の健康が不可欠であるという確信から、そうした事業を展開している会社を探しZACにたどり着きました。

当時、人間関係の悩みから心身に限界が生じて何もできないような時期もあったのですが、代表の金森から「あなたはとても優しい。人のために尽くせる男だ。ただその技術が足りないだけ。」という言葉をかけられ、改めて自分自身と向き合う勇気を頂きました。この経歴があったからこそ、もし当時の私と同じように悩んでいる方がいれば、今度は自分がそうした勇気を与えられる存在になりたいと思ってこの仕事をさせていただいております。

これからの展望

 入社後私はセラピストとして心や身体に傷みを抱えている方々と接してきましたが、「誰かを支えてあげたい」という優しい思いのある方ほど、自分の心と身体を犠牲にしがちです。医療・介護従事者の方はとりわけそんな方が多いように感じています。「私が行かなければ患者が死んでしまう」、「患者さんだって辛いんだから、私が我慢すれば…」などと自分のことは後回しにして、目の前の助けを必要とする方を優先しようとします。ですが、その蓄積がきっと虐待という最悪の形で爆発してしまったり、心身の健康を崩してその仕事自体を辞めることになったりする結果を生んでしまうのだと思います。

 だからこそ、医療・介護従事者の方々がまず自分のことを大事にできるような環境づくりや自分の気持ちを気兼ねなく吐露できる場を作るお手伝いをさせていただきたいと考えております。心身のメンテナンスは技術なのでそれらを広めつつ、そのメンテナンスを組織の仕組みとしてインストールしていく人事制度づくりなどにも力を入れていきたいと考えております。

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