こんにちは!
コンサルティング事業部、バリーこと榊原です。
今日も金森社長ブログをジャックします!
年度が代わって、早いところでは新入職員の配置・実務に入っていらっしゃるところもあるのではないでしょうか。
ベテランの皆さんからすると「ああ、今年も…」と気をもみ始めてしまうところかもしれません。
病院や介護福祉施設は少しのミスや間違いが人命に直結してしまいます!
一方で新入職員の皆さんは、学んでいるとは言ってもやったことのないことに取り組むわけですから…
ミスが起きてしまうのではないか?と周囲はハラハラ・ドキドキ!
長く同じ職場で勤務していらっしゃる方も、この時期には慣れない!と漏らされることがあります(;´Д`)
「起こるモノ」と思って、まめに確認を取りましょう!
「でも、起きるとわかってはいたってどうすることもできない!」
と思ってしまった方、いらっしゃいませんか?
僕は正直、以前の職場でそう思っていました(笑)。
じゃあ今はどうかというと、”仕事の細分化と確認”があれば
ミス・失敗はなくせるといまはわかってきました!
ただ…何だか、細分化と確認ってともすると相手から面倒がられそうな感じがしませんか? 笑
出来てると自信をもってやっている後輩に、
「できてる?」「大丈夫?」「問題はない?」って何度も確認をとったり、
「これはああしてこうして・・・」と細かく指示を出し過ぎてしまうと、モチベーションを下げてしまったり、主体性が育まれないのではとためらってしまうこともあるかもしれません。
突然ですが、ここで質問です!
もしも、確認を指導者自らがするのではなく、部下に求めるとしたら・・・
ちょっとアプローチが変わってくると思いませんか??
上記はほんの一例になりますが、ZACの研修では、自分の立場からの発想だけではなく、相手や自分の上司、患者さんといったあらゆる立場の方の視点でひとつの事象を捉え、今までの自分にはなかった解釈を作り出し、ご自身で解決策を導けるような仕掛け(ワーク)を研修の至る所に施しています!
失敗や間違いが起きた時、冷静に対処するために…
先日受講された、看護主任のAさんはこんな感想を書いてくださいました。
「研修中、教わる側の気持ちを思い出す一方で、教える側にも忍耐と手間が必要なのを学べた気がします。
今でこそ、決まった型・現場の当たり前を出来るようになっていますが、
当時は先輩に”もういいだろ!?”と思うほど細かく確認と注意をされていました。
実はその結果、誰かに教えられるような状態になれたんだと、研修を通じて実感させてもらえました。
そう考えたら、いくら言っても言い過ぎるということはない。
後輩職員もプロとなり、患者さんを救っていってもらうためには必要なことなのだから!
先輩への感謝と同時に、身の引き締まる思いがしました」
先輩からAさんへ、連綿と受け継がれる思いに僕は胸を熱くさせられました!
教える側も、教わる側も、何の目的も無しにただ確認の嵐では、どちらも疲れてしまうのではないでしょうか。
一方でそこに「後輩の為に!」「患者さんのために!」という想いがあったなら…いくらでもエネルギーが湧いてくるかもしれません♪
Aさんと病院に教わったこと、大切にしていきたいバリーでした。
では、具体的にどのように確認をするといいでしょうか?
「”自分で考える部下”が育つ𠮟り方のコツ」の記事が参考になるかもしれません。