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「恥」はかいたもんがち!?

「恥」はかいたもんがち!?

「小人が恥じるのは自分の外面である、君子が恥じるのは自分の内面である。
人間たる者、自分への約束をやぶる者がもっともくだらぬ。死生は度外に置くべし。
世人がどう是非を論じようと、迷う必要は無い。
武士の心懐は、いかに逆境に遭おうとも、爽快でなければならぬ。
心懐爽快ならば人間やつれることはない。」

これは松下村塾の開設者である吉田松陰さんの言葉です。
たくさんの幕末の志士を育てたことでも有名ですよね。

後半部分もさることながら、前半部分の
「小人が恥じるのは自分の外面である、君子が恥じるのは自分の内面である。
人間たる者、自分への約束をやぶる者がもっともくだらぬ。」
には本当にしびれますね…!

油断をしているとどうしても
「馬鹿だと思われたかも」とか「せこいやつだと思われたかも」、
「ださいと思われたかも」とか外面ばかりを気にして、
自分が決めたことをやらなくても、恥とも思わず「まぁいっか」と流してしまう…
こんな松陰先生がおっしゃるところの「小人」の発想になってしまいがちです。

こんな風に多くの場合私たちは、みんなの前で失敗したなどの
「外面」の恥に反応してしまいがちですが
(これも決して悪いことではないと思います)
そんな時、松陰先生の格言を思い出し
「あれ?本当に自分が恥に思わなければならないことはなんだったか」
と問いかけると、それこそ魔法のように「すん」とした感覚になったりするのです(笑)

「あれ、本当に僕が恥じなければいけないのは
自分が決めたことを守らなかったことじゃないか。
練習しようと思って寝落ちしてしまったことではないか。」
など、外で恥をかいたことなどがだんだんどうでもよくなっていったのです。

そもそものところで、
一般的に「恥」というものはできれば味わいたくない
マイナスなイメージも強いところだと思うのですが、
実際この「恥」というものは、何かを成し遂げるための
強力な原動力になりうるものだとも思っています。
(そういう意味ではむしろ取りに行かないものかもしれません。)
一度恥をかいたら、また恥をかかないように
何か対策を取ろう、学ぼう、努力しようとほぼ間違いなく思うからです。

「うわーやってしまった、恥ずかし…」

と思ったときは、自分自身との契約や内面を振り返る絶好の機会!と考えて、
「恥上等!」「恥はかいたもんがち!」と思えるとよいのかもしれませんね。

細かく、小さく、たくさん恥をかいて
自分の中の資産(知識・思考・技術)を増やしていきましょう!

人事コンサルタント
金森秀晃

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