こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は私がブログをジャックします。
今回は、Fee’zが開業当初から大切にしている文化の1つである
「バースデーハガキ」から気づかされたことをお伝えしたいと思います。
Fee’zでは、お客様の誕生月に、毎年必ず手書きでメッセージを書く文化があります。
この話をサロンの新人研修でも伝えると、大半の新人さんは
これだけオンラインのツールがあるのに古臭いと思われないんだろうか…
わざわざ手書きは正直めんどくさそうだな…
と疑問を表現してくれることが多いです。
実際のところ、新人時代の私も同じように考えていました。
わからないながら、何か月か続けていると、
ある日、そのハガキがきっかけで6か月ぶりに来店されたお客様がいらっしゃいました。
以前はほぼ毎週のように通っていたのですが、
大きく体調を崩してしまい、来店が難しくなってしまったそうです。
そんな時にもらったハガキが嬉しくて大切に持っていて、
体調が回復したから、予約させてもらったとのことでした。
施術中、お元気かななどと想像しながらハガキを書いていたことを思い出すと
前回の施術のときよりも、目の前のお客様がお店に来ていない時間にまで思いを馳せることができ
それを知ろうと、自分が投げかける質問が変わっていることに気づきました。
バースデーハガキを書くことは、
お客様にとってひとつの区切りと言える特別な日のためにペンを取る時間をしっかりと設けることで、一人一人が歩んでいる人生を普段よりも深く考える機会をセラピストにもたらしてくれるのかもしれないと思いました。
それが施術中のファミリーへの問いかけをも変えたのかもしれません。
サロンに来ていただく方は、どの方も日々忙しく、
分かってはいても自分を見つめ直す機会がなかなかとれない状態が少なくありません。
そんな方に、どこまでも寄り添い、居場所を提供できるように、
これからも日々精進していきたいと思います。
サロン事業部
定道勇斗