先日としまえん跡地に、
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」
がオープンしましたね！
実際にハリーポッターシリーズの映画で使われた衣装や小道具などが展示されており、
熱狂的なファンなども駆けつけて大いに盛り上がっているようです。
ファンタジーとは無縁と思われがちな私ですが、
実はハリーポッターも大好きなので、行ってみたくてうずうずしています。
ということで！
今日は私が一番大好きなキャラクター
リーマス・ルーピン先生についてご紹介してみたいと思います。
あまりハリーポッターシリーズに詳しくない方からすると、
有名とはいえないキャラクターかもしれませんが、
物語の中では非常に存在感のある精神的イケオジキャラです（笑）
ルーピン先生は主人公のハリーたちが通うホグワーツ魔法魔術学校で
「闇の魔術に対する防衛術」を教える先生として登場します。
とても優秀な先生なのですが、実は狼男であり
そういった背景から教員として学校に在籍していたのはたったの１年。
（狼男は魔法界で差別の対象として描かれていました）
ルーピン先生の好きなところは、
まだ幼いハリーに対しても一人の人格者として向き合ってくれるところとか、
本当にたくさんあるのですが、
中でも一番惹かれるのが、彼の授業の中で
ハリーと同じ寮の友人でありおっちょこちょいの劣等生でもある
ネビル・ロングボトムに「機会と自信」を与えるシーンです。
その授業の前に、敵対する寮監のスネイプ先生がルーピン先生に
「この子はダメですよ」というようなことをいうのですが、
「彼は立派にやり遂げてくれる」と宣言して、
ネビルを上手に誘導し、盛り立てて、
見事ボガート（別名まね妖怪。魔法使いの前に出ると、
各人の一番怖いものに変身する魔法生物）を撃退させたのです。
ネビルに先陣を切らせて、最後にももう一度機会を与え、
ネビルの自信を確固たるものにし、
寮にも得点を与えて彼をヒーローにしました。
これは勝手な想像ですが、ホグワーツの中で彼がここまで
脚光を浴びた瞬間はきっとなかったと思います。
できないキャラ、どんくさいキャラが定着していて、
先生方も自然とそういう目でみてしまう雰囲気があったのではないでしょうか。
そうした中、「できないだろう」という偏見もなく、
彼が無理なくできるようにわかりやすくリードし、
実際に「立派にやり遂げる」と信じてやらせてみるというのは
とんでもなく懐深く、強くないとできないのではないかと思いました。
私はこのルーピン先生のエピソードを思い出すたびに
彼の器の大きさや底しれぬ強さを感じ、
こんな風に誰かの可能性を信じて育むことができる人間になりたいと
思わずにはいられません。
ちなみに…ネビルはその後、不器用ながらも着実に成長し、
最終的には闇の魔法使いたちとの戦いでも大活躍します。
（もう一人の主人公とまで言われるくらいに成長しました！）
ハリーポッターシリーズは本当に魅力的なキャラクターが多くて
誰を紹介しようか迷いましたが…
皆さんのイチオシは誰ですか？？
よかったらコメントなどで教えてください！
人事コンサルタント
金森秀晃
