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結局頑張り損じゃないか…と悩むあなたへ

結局頑張り損じゃないか…と悩むあなたへ

「自分の成長のためと思って、頼まれた仕事はなるべく気持ちよく引き受けてきたのですが、
だんだん自分ばかりがこき使われるようになり、
”~さんは仕事好きだからね”と謎の理論を持ち出し、
私が望んでいるから仕事を与えているという正当化までされています。

上司も私が仕事を引き受けなくなったら困るからだと思いますが、
話は聞いてくれるものの、それらをあまり是正してくれることもないので、
うまい感じで仕事を断っていきたいです。
それかこんなことを考えるくらいなら辞めたほうがいいでしょうか。」

先日、キャリアカウンセリングをしている中で、
比較的大きな病院の事務職の方からこんなご相談をいただきました。

まず何よりこんなやる気のある人材が、
仕事を断る方法を模索せざるを得ない環境が悲しいですよね。
本来であれば、手をあげて頑張る若手が報われていき、
自分も~さんのように主体的に仕事をすれば楽しいし報われるんだ!
となるような組織づくりについてもお伝えしていきたいところです。

ただそれに関しては今すぐどうこうというところは難しいので
実際どう考えてどう動くべきかというところを
相談者の方にはお話させていただきました。

一つご提案した考え方としては、
「上司のマネジメントを行って職場環境を整えていくゲーム」
という設定です。

組織の構造が間違っているのは大前提で、
自分がマネジャーをやる時のいい勉強材料にできるから、
ダメでもともとでやってみて(あなたの責任でもないんだからということで)、
自分のキャリアに活かしたらいいよというご提案なのですが、最終的には
「一度それで試してみてそれでも何もかわらなかったら
見切りつけてきっぱりやめようと思います!」というお話になりました。

後半はそのゲームのシナリオについて楽しくお話をしたのですが、
「そういう設定にするとしたら、実際どういうことができそう?」
と意見を聞いてみると、非常に素晴らしい答えが返ってきました。

1)仕事の割振りは上司の許可なく行えない形にする

今は上司でもない先輩が勝手に仕事を押し付けてくるのが問題なのと、
上司がそれぞれの能力を見ないまま仕事をなげるから
その後処理を全部自分がやっているのが諸悪の根源なので、
まずは勝手に押し付けてくるのをやめてもらうことが大事と考えたそうです。

2)それぞれの業務量を可視化してもらった上で仕事の提示をしてもらう

見ていればわかるものの、仕事量が可視化されていないから
早く仕事をこなしている人が割りを食う形になっているので
その業務量を可視化したうえで本来誰が担うべきかを検討する形にするのが
よいのではというお話でした。

3)締め切り直前で大慌てで業務回収とならない仕組みをつくる

結局締め切り直前で何もできてませんとなると、
仕事のスピードが早い人が処理をすることになってしまうので、
頑張る人が損をする形になってしまう。そのため、
早い段階で現状を逐一報告して手を打つことを主任に求めたいということでした。

まず第一弾として1)から提案してみるとのことでしたが、
上司がよっぽどダメな人でない限り、なんだか事態は少し好転しそうですよね。
しかもこの発想ができる方だったらきっと別の所でマネジメントもできようになっていくでしょう。

「何やってもダメだ、結局頑張り損じゃないか…」
と悩んでいる方も非常に多いと思うのですが、
ダメでもともと、こういうチャレンジをして
そのうえで何か一つ学びを得て次のステップへ挑むと
残るにしても辞めるにしても選択肢が広がると思うので
ぜひゲーム化して状況を”使って”やってください!

どうしても辛い時などは我慢せず、相談できるところに相談してくださいね。
(InstaのDMはオープンにしているので、連絡頂いても構いません)

人事コンサルタント
金森秀晃

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