縁あってある大学の部活動の監督を４年間務めたのですが
先日、４年生が引退を機にメッセージを送ってきてくれました。
そのメッセージを読んで、私は驚愕しました。
何に驚愕したか？
それは、彼女の美しすぎる生命力に、です。
メッセージの中には
「4年間本当にありがとうございました。
監督がいらっしゃらなかったら、
私のラクロス生活はこんなに充実したものにはならなかったと思っています。
監督の物事に対する考え方、捉え方全てが新鮮で、
私の中では革命が起きていました。」
と書かれていました。
いったいどれだけの人間が自分以外の人間の解釈に触れて
自分自身に革命を起こせるでしょうか。
思えば、メッセージをくれた学生は
１年生のときこそ「秀でて目立つ」ような存在ではなかったかもしれません。
ですが会うたび話すたびに何かに気づいて進化し、自分自身とも仲間とも正面から向き合っていました。
（理解力もそうだけど、実行力と修正力が半端ない）
そして最終学年ではチームでなくてはならない存在となり
確固たるポジションを築いていたように思います。
「今どきの子は居場所を作ってあげないと…」
なんて思っていた自分が恥ずかしく思えるくらい、
（企業努力としてはもちろん必要ですけどね）
彼女は自分の力で未来を切り開き、自分で居場所を確立しました。
（学生のうちからこんな最強ライフハックを実行して
実際に成果まで出しているなんて末恐ろしすぎる…笑）
私が４年間伝え続けたメッセージを読み解き
メッセージにも表現してくれていましたが（精度高くてびっくり）、
どんなよい話を聞いても
彼女のように「目からウロコを落とす力」がなければ
自分で自分に革命を起こすことはできません。
すべては載せられませんが、文章から彼女は
その事実に気づいているようにも感じられました。
だからこそ彼女はきっと、これからどんなに知識や経験が増えても
「目からウロコを落とす」ことを忘れることはないでしょう。
いやー本当に日本の若者も捨てたもんじゃないですね！
若者バンザイ！！！
おじさんも目からウロコを落として、頑張りたいと思います！
人事コンサルタント
金森秀晃
