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最強のリーダーは「売れない役者」を「一流の役者」にする

最強のリーダーは「売れない役者」を「一流の役者」にする

「うちの新人は何もできないのに、権利の主張はご立派で…。正直切りたいです。」
「実力もないのに、仕事の選り好みをする部下に辟易とします…」
「実力ないしやる気もないお荷物社員(給料泥棒)に困っています…」

このご時世、正面切って対象者にいうことは難しいと思いますが、
弊社のようなコンサルティング会社にはこのようなご相談が後を絶ちません。

皆さんの職場にもそうした方の一人や二人いらっしゃるのではないでしょうか?

身近にこういう方がいると、消耗するお気持ちはよくわかります。
責任者の立場であればなおさらですよね。

こうしたご相談を頂くときに、私がいつも思い出す言葉があります。

昔、尊敬する先輩経営者に言われたことなのですが、
若かりし頃の私が部下が思うように動いてくれないことについて相談をした際、こんな金言を頂戴しました。

「実力なし、やる気なし、覚悟なしという三拍子そろった冴えない役者を、
華やかな舞台へと誘い、舞台での恍惚感を味わわせて、
最終的には練習熱心でプロ意識の高い一流の役者に仕立て上げること。
これがあなたの仕事ですよ。」

正直初めてこの話を聞いたときは心底がっかりし、絶望しました(笑)
若かりし頃の私はそんなの無理ゲーだと思ったのと、
実力がないならせめてやる気くらいは持っていてほしいと思ったのです。
やる気もないやつを育ててやる義理はないという気持ちですね(/ω\)

ですが、尊敬する方の言葉であれば、実行の一択。

今のこの子の実力でスポットライトを浴び、
拍手喝さいをもらえる可能性のある舞台はどこか?
なければどうやって創出したらよいか?
魅力的な舞台で何としてもその舞台に立ちたいと思ってもらうにはどうしたらよいか?
華やかな舞台で拍手喝さいを浴びる才能があると思ってもらうにはどうしたらよいか?

そんなことを日々考えていると、
今までとは全く異なるアプローチを考え付いたりするわけです。

そして下手でもそれをやり続けるうちに
私が「こいつはもうダメだ」と思っていた人間が
次々と自信をつけて化けていったのです。

この現実を目の当たりにして、
あの先輩の言葉がまさに「金言」だったと思うようになりました。

もちろん中にはどれだけ機会を作っても
そのチャンスを掴もうとしない人もいれば、
一度のチャンスをものにする人もいます。

そもそも自分のために作られた機会ということに気づかない人もいれば、
自分のために機会を作ってくださったと粋に感じて頑張る人もいるでしょう。

反応は千差万別ですがリーダーのやることは変わりません。

期待せず信じて、全員を「売れる役者」にしていくことです。
スタートの冴えないレベルが高い人ほど、やりがいがありますが(笑)
そういう人ほど「売れる役者にする術」をどんどん開発させてくれるので
ありがたい存在ともいえるでしょう。
つまり、それは相手のためでもありますが、
あなた自身のためでもあるのです。

どんな売れない役者も一流の役者に仕立ててくれる人材の市場価値が
とてつもなく高いことは、少しイメージするだけでもわかりますよね!(^^)!

もしあなたが困った部下に疲れたら、
是非一息ついて、この話を思い出してみてくださいね♪

人事コンサルタント
金森秀晃

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