研修の講師をやっていると、このようなことを聞かれることが多々あります。
そんなとき、私は…
「そんな急に言われても…」
とはなりません!笑
別に何かを見定めているわけではないのですが、
実は、私にはいつも明確な基準があるのです。
それは、
「他の人が話をしているときの聞き方」
です!
3種類ありまして…
1)講師が話をしているときの聞き方
2)他の受講者(先輩・上司)が話をしているときの聞き方
3)他の受講者(後輩・部下)が話をしているときの聞き方
すべてに興味をもって前のめりに気づきを得ようとする方がベストなのは
間違いありません。
1)と2)だけ熱心に聞く方は信頼できません。
重要なのは3)の後輩や部下の意見をどれだけ熱心に聞いているか?です。
マネージャーは部下という資本を使って成果をあげていくわけですから、
部下のことを大事に思わない人間が務まるものではありません。
部下を効果的に使おうと思ったら、
部下が何を考え、何に価値を感じ、何に違和感を覚えているのか、
何に感銘を受け、何に辛さを感じているのか、
を必死に聞き取ろう、感じ取ろうとしますよね。
ですから、美徳では全くないのですが、
3)がいまいちだということは、人を使う貪欲さにかけるとも言えると思うのです。
1)と2)は意識すれば作れる事が多いですから、
一番重要なのは間違いなく3)の観点。
研修の場面以外にも、普段の仕事の際、ミーティングのタイミング
いろいろな場面で、これは見極めることができると思います。
是非、参考になさってみてくださいね\(^o^)/
人事コンサルタント
金森秀晃