こんにちは。
人事コンサルタント・講師の三上絢愛です。
今日は金森 社長のブログをジャックいたします。
新緑が美しい季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか(^^)
4月から働き方関連の法改正が施行され、法人の経営者の方からは
今後の方針や仕組の見直し相談が今まで以上に増えてまいりました。
現場では管理職の方々が大変な思いをなさってることが多いように思います。
会社の方針を通達されて必要なことだと理解はしていても今までの仕組みを変えたり、見直しをすることは面倒だなと思うかもしれません。
大きなトラブルもないのであれば、あえてルールややり方も変えずに
このままでいいんじゃないの?とも思いたくなるものです。
管理者研修開催時で受講者の方とお話する際は
「組織がなんか新しいことしようとしてるけど、自分らが一番割を食っている気がします。」
「やらなきゃいけない事なんでしょうけど、正直時間がもったいないんですよ」など
率直な意見を話してくださることもあります。
確かに何か変える時は時間も使いますし、抵抗感を感じますよね。
制度変更や業務フローなどの仕組みの見直しや既存業務を効率化は
頭ではわかっていながらも腰が重くなります。
ここで私たちがよく陥りがちなのが「現状維持バイアス!」です。
「未知のものや未体験なものは受け入れたくない(><)現状のままでいい!」と思う感情です。
いっけん、組織改革や業務改善にチャレンジするというのは
聞こえは良いのですが実際に行うとなると手間と時間がかかり面倒だなと感じてしまうかもしれません。
ではこの「現状維持バイアス」回避するにはどのようにしたらよいのでしょうか。
ポイントは2つ
①現状維持バイアスの認知
②スモールステップの設定 です。
1つ目の「現状維持バイアスの認知」
自分がバイアスに陥っていることは案外気付いてない事が多いものです。
私もなにかブロックがかかって新しいことに着手ができなかったり
身動きができないときは金森と共有することで無駄なバイアスが
かかっていることに気付かされます。
2つ目の「スモールステップの設定」
いっきに概念を変えようとしてもそうすぐに変わるものではありません。
新しくなったことに対して、小さな階段をつくることで
新しいことにもストレスなく取り組みやすくなります。
実際法人の方からはスモールステップを設定したことで
イメージをしやすくなったと個の声もございました。
「新人が入った時は新しい意見ばかりで違和感ばかりを感じていたけど
小さな階段をつくって取り組んだことで新しい気づきをえることができました」
他の受講者の方からも、確かにある!との反応があり
早く手放したほうがいいよね との声が上がってました!
(^O^)/
変化の波を自由自在に乗りこなすためにも、解釈革命は外せない要素のひとつだと思います。
陥りがちなバイアスを分析し、スモールステップの設定をしてみてはいかがでしょうか。
皆さんひとり一人が活躍できるためにもお役に立てましたら幸いです。
人事コンサルタント・講師
三上 絢愛