先日、西村康稔経済再生相は、
新型コロナウイルスの感染拡大が日本経済に与える影響について
「リーマン・ショック並みかそれ以上かもしれない」と述べ、
その影響の大きさに見合う経済対策を講じる考えを示されていました。
確かに、一般企業では、資金繰りの問題、部品調達の滞り、
風評被害も含めた販売激減など、
今が正念場とも言える苦境に立たされている法人様も多いと思います。
(当然逆に追い風になっているサービスもあると思いますが)
そのような中、研修やコーチング等でよく皆さんから伺うのが、
「ちょっと◎◎部長のこと見直しちゃったんですよ」
「◎◎社長が先を予測して決断してくれるんでうちはあまり混乱もありませんでしたよ」
「理事長が、全然決断してくれなくて、指示も曖昧で困っちゃいました」
というリーダーに対する評価です。
有事の際にこそ、リーダーとしての真価が問われるとはそういうことか、
とまざまざと感じている今日このごろです。
どのようなリーダーが、「頼りになる」と部下から評価されているかというと、
・予測力
・準備力
・決断力
を兼ね備えたリーダーと言えるのではないでしょうか。
トラブルがないと、なかなか見えにくいところではありますが、
問題が起こった際に、この能力が光って見えるのでしょう。
予測力・準備力・決断力すべて連動しているように思いますが、
例えば、中国で感染拡大が始まったときから、
中国の動向を調べて、
今後日本にどのような影響が出るか、自社にはどのような影響が及ぶか、
何がチャンスになり、何が脅威になるか、
チャンスを掴み、脅威を少しでも減らすためには
どのタイミングで、何の決断をすればよいか?など、
あらゆることを想定し、決断のための準備をしておくリーダーは、
リスクを最小限に抑え、先手先手でチャンスを掴んでいくことでしょう。
いつこの事態が収束するか、まだ目処も立っていませんが…
今リーダーの方は、今からでも遅くありません。
どのように予測を立てて準備し決断をしていけばよいか?
しっかり学び、今この混乱期に存在感を示していきましょう。
確固たる信頼を獲得できる千載一遇ともいえるタイミングです。
次世代リーダーの方、まさに今がチャンスです。
有事の際にリーダーはどうあるべきか、客観的によく見えていると思います。
こうした「乾き」がある際の学習は、学習効果を何倍にもしてくれます。
つまりは、こうした混乱期、有事の際には、
リーダー育成が最も効果的に行えるということです。
(即実践して練習をたくさん重ねることもできますからね)
この千載一遇の機会を見逃すことのないようにしていきたいですね♪
弊社では、テレワーク中の皆さんへの応援企画として、
ウェビナーを積極的にお受けしています\(^o^)/
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人事コンサルタント
金森秀晃