普段あまりテレビを見ることがないのですが、
たまたま、ミュージックステーションという番組をみておりました。
言わずとしれた長寿番組なわけですが・・・
その中で、度肝を抜かれるトークに出会ったのです!
アーティストが好きな振り付けを語る場面で、
Sexy Zoneの中島さんが、嵐さんの振り付けが好きと言うことを説明するときに
「このシックスのカウントの時の大野さんのキレが!」
ということを熱弁していたときのこと。
嵐 二宮さん「君の”シックス”もなかなか切れてるよ!」
Sexy Zone 中島さん 「痛み入ります!」
・・・痛み入ります !!
なんとなく、チャラい印象があった彼が僕の中で一気に格上げされた気持ちでした!
(まぁ冗談で使っているのだとは思うのですが!笑)
僕は普段コミュニケーション研修で、
「相手の言葉癖を知り、真意を掴む」
ということをお伝えしており、言葉の使い方だけで
人を判断してはいけないということを教えているわけですが、
(べらんべぇ調でも優しい方もいらっしゃるということで)
この
「痛み入ります」
という言葉に触れて、
「いやぁやはり、言葉遣いって大事だな」
と思ったという次第です。
言葉遣いは、相手への敬意を示すという意味で、
高齢者の自尊感情に配慮したケアを、ということが叫ばれる中、
接遇マナー研修でも非常に要望の多いテーマです。
(実際、敬老思想が根付いている地域とそうでないところでは、
認知症の方が鬱を併発する割合が全く異なるそうなのです)
ただ、一方で、精神性を重視する若手からは
「そんなに堅苦しい言葉使わなくてもいいじゃん。
温かい思いとケアの心があれば!」
という声があがるのも事実。
僕も、そういう意味では、確かに親しみやすさも大切かもしれないし
あまり慇懃になるのもなぁと思ってはおりました。
しかし、この「痛み入ります」を聞いて、
やはり、言葉遣いというのはそれだけで相手への敬意を示すことができる
最高の手段なのではないか!ということを感じました。
(参考⇒
【美しい言葉】の使い手になりたい方必見!そのためのポイントは「●●への感度を高める」!?
http://f-zac.com/hideakikanamori/2017/03/15/manner/ )
あまり言葉選びには興味が無いと思っていた皆様、
これを機に、改めて言葉への感度を高め、
是非、私としゃれた言葉遣いについて学び始めましょう!笑
人事コンサルタント
金森秀晃
「ジャニタレ」の方には本当に学ぶことが多い!彼らの大先輩、木村拓哉さんの”プロとしての在り方”についての記事はご覧になりましたか?