「投資」
この言葉からどのようなことを連想するでしょうか?
株、投資信託の購入、など金融関係の事をイメージされる方が多い かもしれませんね(^^)
もっともっとも~っと、広い意味で捉えると、どうでしょう?
明日の仕事の準備を今日やっておく時間や
10年後の自分の健康のために甘いものを控える、
といった、人生のあらゆることが投資と言えるのではないでしょう か。
「投資」の反対語は「消費」です。
消費は、真夜中にラーメンを食べたいから食べる
ステキな洋服に一目ぼれして衝動買いする
などといった、生きていくためや気持ちのよい生活を送るためだけ のものになります。
(消費がダメ、ということではなく、新しい観点を手にするときに は、消費することが重要だったりします)
「投資」と「消費」
このふたつの違いとはなんでしょうか?
それはとる言動が未来を考えているか、今の事のみなのかという違 いになります。
これは、「自分に合った職場」探しの時にも当てはまります。
仕事を探すときに多くの方が福利厚生、残業の有無、有給消化率、 人間関係等を優先的に検討して考慮するのではないでしょうか。
これは「消費」的な仕事探しになります。
(もちろん重要なことですので、しっかり比較検討は必要です^^ )
逆に「投資」的な視点で未来の自分のためにという観点から仕事を 選択するなら、
僕は今置かれている環境よりも”将来的な価値”を大切にすること も必要じゃないかなというようにお伝えしています。
つまり、自分の目標・目的の達成のために(将来の安定のために) 、
その環境をどのように有効に活用することができるか?という観点 をもつことが大事、ということです^^
このブログをお読みになっている方は、現在何らかの仕事をなさっ ていると思います。
もし今後、「自分に合った職場」探しをするときは
「今欲しいもの」「今の安定」という観点からだけではなく、
「自己の成長」「将来の安定」という「投資」目線で選ぶことも考 慮してみるとよいのではないでしょうか。
人事コンサルタント
金森秀晃