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「静かな退職」がもたらす静かな損失

「静かな退職」がもたらす静かな損失

みなさんは最近少し話題になっている「静かな退職」という言葉についてご存知ですか?
人事界隈の皆さんにとっては結構ホットな話題なのではないでしょうか。

静かな退職(クワイエット・クィッティング)という現象は、
これまでの熱心な勤務姿勢を捨て、自分の職務に対して最低限の責任だけを果たすという働き方と言われています。
2022年にアメリカのキャリアコーチ、ブライアン・クリーリー氏が
ソーシャルメディアを通じて広めたことが起点となり、
若い労働者たちの間で支持されるようになった考え方のようです。

みなさんはこの静かな退職、どう思われますか??

私の意見としましては…

「やるなら戦略的に!そうでないなら静かな退職はするな!」

です。

というのも、バーンナウト寸前の方が、
一旦次への英気を養うために休憩するという意味合いでの静かな退職なら
ある意味効果的だと思うのですが、特にそういったビジョンもなく
ただ単に「ここで頑張っても損するだけだし」というような気持ちで
静かな退職を選んでいるとしたら、
それはとてももったいないように感じてしまうのです。

一時的にはなんとなくこちらが利用してやってるという満足感を得られるかもしれないのですが、
結局、ただその職場にエネルギー吸い取られて終わっているだけで、
長い目で見るとあまり御本人にメリットがないように思うからです。

あなたが今報われないと感じる気持ちも
そういう気持ちにさせてしまっている組織のダメさもわかるのですが、
そういうお気持ちがあるのならばぜひそれをエネルギーに変えて
もっと貪欲に機会を掴みに行ったほうが損をしないと思うのです。

ちなにに、これから未来のある方が最もしてはいけないのが、
この「機会損失」という考え方です。
(いわゆる成功者と呼ばれる方々はこの機会損失を最も恐れます)

若いうちにこの機会損失をどれだけしないかということが、
将来の選択肢に大いに影響をもたらすことを知っているからです。

静かな退職の選択が、静かな損失を生まないように、
何のための静かな退職なのか?を考えて人生を選択していくとよいと思います。

そして、静かな退職を選ばせる環境を作ってしまっている組織は
皆さんの可能性を奪っている可能性があるということですから、
真摯に向き合い、「頑張りが報われる」仕組みを作っていきたいですね!

人事コンサルタント
金森秀晃

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