人事コンサルタント間での通説として、職員が離職を考える「数字の壁」は
「1・2・3・5・10」年目にあると言われています。
これは経験豊富な皆さんなら、肌で感じていらっしゃる方も多いかもしれませんね!
医療・介護業界は、人の入れ替わりが激しい職場のひとつと言われています。
その原因の一つには、定常業務がほどんどで、慣れてしまう・マンネリ化してしまって
というお声をよく伺うように思います。
すると起こるのが・・・、「隣の芝生は青く見える現象」笑
新しい刺激や経験を求めて、ひとつの所に腰を据えにくくなってしまいます。
結果的に本人が望む専門職としてのレベルアップに結びつきにくくなってしまうという(>_<)
もちろん、スキル向上目標をやり切ったから次のステップへ進みたい!というのなら応援してあげたいですよね!
この現象を防ぐには、どうしたらいいのでしょうか?
具体的な方法としては
・「量」を増やす
・「習慣」を変える
という二つをおすすめしているのですが
今日は「習慣」を変えるということについて書いてみようとおもいます!
これは日常生活で普段やらないことを意識してやってみるということです。
例えば
通勤路をちょっと変えてみる、普段読まない雑誌を読んでみる、
内心苦手だなと思うスタッフと雑談をしてみる 笑
などなど、本当にちょっとしたことでOKです。
私たちの脳は、今まで慣れ親しんだことを「快」、新しいことを「不快」と感じるようになっています。
ですので、ほんの少しの変化だけど、勇気と行動力がいります。
最初は負荷に感じてしまうこともあるかもしれませんが、ぜひスタッフの見守りを(^^)
もし通勤経路を変えて、近道が見つかったら、時間が有効に使えるし、ラッキーですよね。
また、苦手だな(と思い込んでいた)同僚だったけど、実は共通の趣味があって、友人になるという可能性だってあるかもしれません。
すると・・・
自分で勝手に決めていた自分の殻を突き破ることができます。
同じような毎日の中に新しい発見や刺激、解釈が見つかり、一皮剥ける人財になれるのではないでしょうか。
なんか最近、勤務中に集中しきれてないな・・・
というスタッフがいたら、ぜひこのアドバイスを活用してみてくださいね。
人事コンサルタント
金森 秀晃