4回にわたってお伝えしてきた
「また相談したい!」と思われる傾聴力 ですが、
今回は最終回、まとめを書いてみようと思います。
以前の記事はコチラ!
「また相談したい!」と思われる傾聴力①
「また相談したい!」と思われる傾聴力②
「また相談したい!」と思われる傾聴力③
「また相談したい!」と思われる傾聴力④
これまで傾聴力ということでまとめてきましたが。
私たちにとって「聴く」という行為は、何の為にあるのでしょうか?
・自分が知りたい情報を得るため
・相手の事をより深く理解するため
中には
・話すのが苦手だから、話を聴いていたほうが楽だから
というのもあるかもしれませんね 笑
「聴く」という行為の本来の目的とは、
「相手に安心を与えること」ではないでしょうか。
病院・施設での研修で、必ずお伝えしている事でもありますが、
特にこれが自分の部下や同僚だったら、
「自分のことを考えていてくれている」
ということを聴くことで相手に示し、
安心感を与えることができます。
(実はこれだけで相談事の50%は解決できたようなものなんです。)
やはり誰かが自分の話を丁寧に聴いてくれるのは非常に安心するものです。
「聴く」というのは「相手を受け入れる事」とも言えるのではないでしょうか。
ついつい忙しいと、自分にとって必要な情報を効率よく手に入れたい
という気持ちが強くなり、相手の事情をおもんぱかることができにくいもの。
そんな自分がいっぱいいっぱいの状況だからこそ
「相手に安心感を与える」ために話を聴く、という姿勢を大事にしていきたいですね。
人事コンサルタント 金森秀晃
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