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医師にGPS!?業界激震の勤怠管理を考える

医師にGPS!?業界激震の勤怠管理を考える

医師にGPSをつける!?という取り組みについて、
全国各地で様々な意見があがってきていますね。

医局にいる時間は休憩時間とカウントされるという仕組みで
電子カルテを書く部屋などは別で用意されているという話のようですが、
(※実際は医師にGPSをつけるというよりは、ビーコン発信機をもってもらって
受信機の場所別に休憩か勤務かを把握するような仕組みのようですね)
みなさんはどう思われますか?

まず私の最初の感想としては、

病院もいよいよ一般企業っぽくなってきたな。でもちょっとこれは…

というものでした。

まず一般企業っぽくなってきたというのは
一般の事業会社では営業の車にGPSがついていたり、
社用携帯のGPSでどこにどのくらい滞在しているかということを
管理しているような会社も少なくないからです。
例えば社用車がコンビニに3時間停まっていたら
「あれ?車の中で寝てる?」というような話になったり
明らかにパチンコ店にずっといるとかだと
後から懲戒になったりするというわけです。
当然営業マンとしてはストレスには感じると思いますが、
割とみなさん普通に受け入れて仕事をしていると思います。

そういう意味では、自然の流れなのかなとも思いつつ、
思考停止で「じゃあうちも!」となるのはいかがなものかと思います。
これは最終手段であるとも思うからです。

病院の場合、GPSをつけてガチガチに管理しようというフェーズに至る前にできることは山程ありますし、
基本的に医師は医局にいたところで呼び出しがあれば駆けつけることになるわけですから、
全部が全部休憩時間なのかなというのは疑問にも思ったりもします。

できることをやらずして、現状もしっかりと把握せずに
こういうものだけ導入しようというのは、
先生方を侮辱しているのと変わらない気もするのです。

例えばですが、GPS等で場所を管理する前に、
期初に先生方に求めたい役割と成果を明示して合意形成を取るだけでも
自然と先生方の生産性はあがるはずです。

また、残業時間の正当性についてしっかり検証することも必要でしょう。
だらだら病院にいれば残業代がつくと思っている方と
真っ当に仕事をして残業代をもらう方がいた場合、
大事にしなければならないのは後者の先生です。
出している成果と仕事の内容を把握してその正当性を管理する手間が必要だと思います。

そのうえで、例えば
”再三お願いしているにも関わらず、
ずっと医局にこもって呼び出しにも対応してくださらない”
という状況が発生しているのであれば、
最終手段としてのGPSというのもやむを得ないとは感じています。

ここまでいけば、しっかり働いてくださっている先生としては
働かない先生の割を食ってる可能性も高いので、
結果的に賛同してくれる可能性も高くなると考えられるからです。

いずれにせよ、何事も現場の先生方の意見を聞いて合意形成をとって進めるのが大切ですよね。

「GPS導入、どうなんだろう?」と考えている病院経営者の方の参考になれば幸いです。

人事コンサルタント
金森秀晃

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