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「繊細さ」は優秀なリーダーの必要条件であるという話

「繊細さ」は優秀なリーダーの必要条件であるという話

「自分は繊細というか細かいことが気になってしまうし、
周りの意見がどうしても気になってしまうので、
嫌われ役のリーダーは向いていないと思うんですよね。」

先日、次世代リーダー研修(中堅職員研修)の中で、
このようなことを吐露してくれた方がいらっしゃいました。

実際、どういう人がリーダーに向いていると思っているのかなと思って
質問してみたところ…

「みんながこう思ってるかもとか気にならない人」
「メンタル強い人」
「お金貰えれば嫌われてもなんとも思わない人」

などの声があがりました(笑)

みなさんはどう思いますか?

実はこれ、真逆なんです。

実際のところ、
リーダーは「繊細」で「感受性が強い」人の方が圧倒的に向いています。

理由は…
メンバーの負の感情を感知できない人は、そもそもメンバーのマネジメントができないし、
そういうものを感知しながらもやるべきことは断行するという覚悟を抱いた瞬間から、
自身のリーダーシップスタイルが作られていくからです。

人の気持がわからない人は一時よい成果をあげることはできるかもしれませんが
継続的に経営をしていくことはどう考えても難しいですよね。
(人が絶対的に離れていきます)

実際、とんでもなく強面で、周りから見ると
豪傑でわが道をゆく、圧倒的無慈悲!のようなイメージのトップ(経営者)が
実はとっても繊細だったり、ものすごく気遣いのできる人だったりします。

以前、経営者が集まる飲み会のようなところで、
冗談交じりに先輩経営者から言われたことについて、
私自身はあまり気にしていなかったのですが、
豪傑なイメージで近寄りがたいと思っていた経営者の方が
その後すぐ近くに来てフォローしてくださり、
「この方は本当はとっても繊細で優しい方なんだな」
と思ったりしたことがありました。
「剛柔併せ持つとはこういうことか…」と感動したことを覚えています。

そうしたことを考えていくと、
周りの人の負の感情が読み取れたり、
気遣いができる人というのはリーダーとしての立派な資質の一つで
リーダーとしてのスタートラインに立つパスポートのようなものなのかもしれません。

パスポートさえもっていれば、
あとは周りの気持ちも感知しながら
「リーダーとして必要な決断ができる技術」を
練習で身に着けていけばよいということになります。

嫌われるというのもある意味一つの手段(スタイル)なのかもしれませんが、
別に必ずしも嫌われなくてもよいので、
組織に必要なことをやりきる、やりきらせる自分なりのスタイルを
試行錯誤して見つけていきましょう。

自分は繊細だからリーダーとか向いてないかも…
と思った方はぜひこの記事を通して自分の才能に気づいていただけたら幸いです!

人事コンサルタント
金森秀晃

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