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北大路魯山人から学ぶ、相談される側の”お作法”

北大路魯山人から学ぶ、相談される側の”お作法”

「さすがに”私はあなたのお母さんじゃありません!”って言ってやりたくなりましたよ!」
ちょっとパンチがきいてる言葉ですが笑
新人スタッフを迎えると、取りまとめる主任クラスの方からこういう類のエピソードをよく伺います。

新卒者が多いのかと思いきや、社会人経験がそれなりにある中途採用者にも見受けられるという事で、経験や年齢は関係ないのかもしれませんね。

今回は皆さんの組織に加わった方にすぐ転用できるようなエピソードをひとつ、ご紹介したいと思います!
芸術家の北大路魯山人をご存じでしょうか?
食通でかつ気難しい方で、漫画『美味しんぼ』のあるキャラクターのモデルになったことでも知られています。

ある取材中に記者から「美味しいものはどうさがすのか?」という旨の質問をされると
魯山人は「腹を空かせればいい」と答えたそうです。
気難しい性格がゆえに、こう答えたのでしょうか?

私はこれについては8割方”No”だと思います。
(実際の所はわかりませんが、Noだと思っておいた方がお得なのでそういうことにしますね笑)
だって美味しいものの探し方など無限に知っていそうなのに、この答え。
何か意図がありそうですよね。
もしかすると、魯山人から記者へ”お作法”の伝授だったのかもしれません。

これを仕事に置き換えてみると・・・
教えを乞うてくるスタッフがただ単に「どうすれば良いんですか?」相談してきたようなものだと思います。

相談された側からすると、”え?何の話?”状態です(´Д`)
ココでスタッフに”けしからん!”と憤りたくなるかもしれませんが、こんな時ほど相談される側の”お作法”を発動させましょう!

・目的:何をしたいのか
・場所:どこで詰まったか
・理解度:どこまで理解しているのか
・疑問点:何をおかしいと思っているか

いったん”けしからん!”は置いといて、上記4つの情報をスタッフからもらいます。
情報を踏まえてから答えを出す、という事ですね!

スタッフ側からすると、これはその場の問題解決だけではなくそれを伝えた方が”欲しい答えがもらえる”というスタッフ旨味にもなります。
長期的に考えると”お作法”を習得するスタッフをじわじわと増やすことにも寄与すると思います。
参考になりましたら幸いです!

人事コンサルタント
金森 秀晃

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