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原因をどこに探すか?~失敗を認めない部下対策~

原因をどこに探すか?~失敗を認めない部下対策~

いよいよ新年度!
今年もみなさんの組織に新入社員が入社したことと思います。
上司が新人さんが独り立ちするために必須の要素として求めることの中に
「失敗を素直に認めること」というのがあります。
確かに失敗だと認識しないと、修正点の正確な把握が遅くなったり
見誤ったりと成長を阻害するでしょうから当然のことですよね。

ただ、いざ研修をスタートすると失敗を認めない方がチラホラ・・・
というのはもはや鉄板と言ってもいいくらいだと思います((+_+))
多くの場合、プライドが高いなど本人の性格的な問題だと一括りにされやすいですが、
それだけではなく”自己奉仕バイアス”が原因のひとつになっているかもしれません。
自己奉仕バイアスとは、成功は自分の能力のおかげで、失敗は自分ではどうしようもない外的要因のせいだと思い込む考え方のことです。
上手くいった時であれば自信に繋がりますが、失敗時には的確な自省ができず、同様の失敗を繰り返すという危険性を秘めています。

自己奉仕バイアスが生じる要因としては、自尊心を維持するためです。
維持するために他者からどのように見られるかをコントロールしようとし、
上手くいかない時に、自己保身のような言動をとってしまうことに繋がります。

もしも「〇〇さんが教えてくれなかったのでできませんでした」
などと平然と答えてしまう新人がもしいたとしたら、
まずはこのバイアスを疑ってもいいかもしれません。
当の本人は悪気なく心から外的要因のせいだと思い込んでいるので、
上司を含む周囲が一旦このバイアスのせいにしてあげることで、
失敗は自分の要因もあるという風に捉えさせることが求められます。

解決策として、承認を頻回に行い心理的安全性をつくるなどいろいろとあります。
ただし即効性はあるものの、長期的に本人のためになるかというとそうではないことが多いので、これだけでは不十分かもしれません。

長期的なアプローチとしては「(自分は)将来どうなっていたいか?」
を一緒に考えることが効果が高いと思います。
自己奉仕バイアスが働くとき、奉仕の対象は主に「過去・現在の自分」になります。
この対象だと生じた事象に「あれが▼▼だったから」「自分が●●をしたから」などと変えられないことに原因を探してしまいやすくなります。

一方「未来の自分」を考えると、自ずと「◆◆のためにどうしようか」のように現実とのギャップ(課題)を埋める必要が出てきます。
この働きが高まることで、自然と自己奉仕バイアスの働きかけは低減されるようになります
(考える対象が変わるので、出る幕がなくなるというイメージですね!)。

人は誰でも、程度は違えど自身の惨めさや未熟さを認めたくないと思う弱い部分があるものです。
特に大切な人の前であればより強く働きそうですよね。
これはいわば今や過去にとらわれている状態です。
理想の未来を自ら想像することで、今や過去の出来事を前進するための材料として使いこなし、
自由に仕事を楽しめるようにしていきたいですね!

人事コンサルタント
金森 秀晃

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