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やってみたい!を活かせる上司になるために

やってみたい!を活かせる上司になるために

部下の意欲を、すぐに削いでしまうんです。
以前、ご自身のことをこのように評する方がいました。

部下から「○○をやらせてください!」という申し出があったのですが、
「それをやってる時間あるの?」と返し、結局やらせなかったのだそうです。
実際、申し出をやる時間はほぼなかったこともあり上司としての判断は正しかったものの、返答した時の部下の表情を見ていて
”多少遠回りになったとしても本人が考えたことをもっと活かせたんじゃないか?”と悶々としたのだとか。

確かに自分の発案でやってみて上手くいかないことがわかった方が
他者から無理だと言われてトライしない場合よりも
部下が自分で考える力が育まれ、本人と組織にとっての財産になるように思います。

本日は、管理をしながらも部下のやってみたい!を活かせるようになる
ポイントをご紹介したいと思います!

・目的を確認する
本人の趣味嗜好や気分で”やりたい”と言っていないかどうかを計るためです。
多少遠回りになったとしても、目的に叶うのであれば一度やらせてみましょう。

・その後どうかを問いかけ、継続するかどうかの合意をとる
これ超大事です!
部下が試行錯誤した結果を一緒に振り返り、
以降の行動の合意をとります。
この中で何が要因でその結果に至ったかも考えさせることが
本人の財産として蓄積され、次に取り組むことに生かされ強くなっていきます。

リスクや失敗が起こらないようにするのではなくて、
ある前提でやらせて、マネジメントすることが上司の役割になります(^^)
ぜひ、上記のポイントをおさえて仕事をするほどに
強くなるスタッフと組織をつくるのにご活用ください!

人事コンサルタント
金森 秀晃

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