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日常会話できる!ロジカルシンキング訓練法

日常会話できる!ロジカルシンキング訓練法

「部下がもうちょっと深く考えてくれたら・・・」
と悩んでいる管理職の方は多いのではないでしょうか。
ロジカルシンキング、いわゆる「論理的思考」は、部下に裁量を与えて働いてもらうときには、ほぼ必須のスキルと言われています。

例えば、以下のような場合、部下に思い切って仕事を任せることを躊躇してしまう上司は多いと思います。

・行動が行き当たりばったりである
・同じ失敗を繰り返す
・言われたことはそれなりにできるが、考えさせると途端に手が止まる
これらはみな、「論理的思考」の欠如から発生する現象の一つです。

しかし、部下の論理的思考力をどのように鍛えればよいのでしょうか?
残念ながら、学校ではこの手の話は殆ど教わることないと思います。
ですから、ほとんどの方は社会人になってから、ある程度の訓練を受けることで身につけることの方が多いかもしれませんね。

ロジカルシンキングは日常の上司との会話の中で十分に訓練することができます。
今日は日常を使って部下のロジカルシンキング力を訓練する、
おすすめの質問3ステップをご紹介します!

質問1 あなたはどう思うの?
部下と会議や打ち合わせのときに、必ず1回は「あなたはどう思うか?」と質問してみましょう。
論理的思考は、論理を学んでもできるようになるわけではなく、
セミナーや本というインプットではなく、自ら考えるというアウトプットをすることで少しずつ身に付いていきます。
この質問を使うと、上司が意図的に「考えをアウトプットする状況」を創りだすことができます。
あなたはどう思うか?と聞くことで、部下がアウトプットせざるを得ない環境を作れるという事ですね。

質問2 まずは結論を教えてもらえますか?
部下に意見を求めたら部下にダラダラ答えてしまわないよう、どこから答えればよいか求めます。
部下が意見を述べたら、次に質問3をもれなくセットで繰り出すのがポイントです(^O^)
この「結論」⇒「理由」が、最初に身につけるべきロジカルシンキングの基本形になります。

質問3 なぜそう思ったの?
表面的な原因ではなく、真の本質的な原因を洞察するために重要な質問になります。
トヨタ自動車の課題の原因分析では「なぜを5回問う」という手法はご存じの方が多いかもしれませんね。

例えば「なぜ、今月の目標は未達だったのか?」と聞いたとき、
「行動量の不足だと思います」と部下が答えたとします。
ここでさらに「なぜそう思ったのか?」を続けて聞くことで部下に思考を促すことができます。
ロジカルシンキングがまだ身に付いていない部下の場合、
自分自身の考えに「なぜ?」と疑問を持ち理由を考えるという習慣がついていないことが往々にしてあります。
これは論理を意識させる上で非常に有効な訓練です。

いかがでしょうか?
もしかすると感覚的にこういうのやってた!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
意図的にこの3ステップを踏むことで、さらに精度を高めて組織強化に活用いただけたら幸いです!

人事コンサルタント
金森 秀晃

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