こんにちは!
サロン事業部 エナジーサロンFee’z店長 田中稜士です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
僕には4歳の息子と8ヶ月の娘がいるのですが、
先日、息子と接している中でとても学びになったことがありましたので、お話させていただきます。
子育てを経験した事がある方は、その過程でいろいろな壁に直面する事があるのではないでしょうか?
2歳のイヤイヤ期に始まり、やっと小学校に入り大人っぽくなってきたなと思ったら反抗期など、頭を抱える時期が多々あるかと思います。
そして、4歳の息子がいる我が家が直面したのは、いわゆる”4歳の壁”です。
4歳になると、自分でできる事がどんどん増えていき、身の回りの事も大人の手を借りずにできるようになっていったり。
周りの友達と遊ぶ事が増えて社会性が身に付いていったり、身体も心も成長が目覚ましい年齢です。
ですが同時に、
その成長に子供自身が戸惑い、その不安から大人への反抗や泣いたり怒ったりといった態度に現れてしまうのだそうです。
息子も例外なく4歳の壁と戦っていました。
息子の場合、
楽しく遊んでるかと思いきや、自分の意志が少しでも通らないと、手に負えないほど暴れ回ったり、
突然黙って話さなくなったり。
僕は4歳の壁の事などつゆ知らず、
ただ大きくなってやりたいことも沢山あるから元気なんだろう程度にしか考えないで、特に対処しようとは考えていませんでした。
ですがそんなある日、
台所で遊ぼうとする息子に、辞めさせようとして怒ったら、
妹に被害が出るくらいヒートアップして暴れまわってしまったのです。。
さすがにこれはどうにかしなきゃいけない、、と、なかなか言うことを聞いてくれない息子に頭を抱える日々が続きました。
そしてある時、院長と2人で話をするタイミングがありました。
何気ない会話の中で院長から
「最近どうなのー?〇〇(息子)は?」と聞かれたので、この悩みを相談しました。
すると院長は、案ずるかのように
「悪い事をするという前提で接してしまうと子供に伝わっちゃうよな。〇〇の良いところを信じてあげて、前向きな環境を作ってあげるのが父親としての役目だな。」
と、話してくださったのです。
例えば、
同じ”サッカーを練習する”という事象に対しても。
「人よりできないから練習しなさい」というマイナスな前提イメージではなく。
「今はできていないかもしれないけど、飲み込みのスピードに時間がかかるだけで、沢山練習すれば誰よりもうまくなる」
のように、プラスのイメージで伝えるのとでは、意味付けの前提が違うので、やる気も上達度も全く変わっていくという事でした。
僕の場合、
息子がやる事は悪い事と決めつけてしまい、”怒られる=悪い事をする子”という認識を息子に与えてしまっているのではないか?
と、とても考えさせられました。
そこで、
“息子は新しい事に挑戦して成長しようとしている”という観点に切り替えて接してみようと決めました。
そして、その言葉を聞いたまさに当日。
おもちゃで遊んでいた息子のテンションが上がり、妹の機械のおもちゃを投げて遊ぼうとし始めたのです。。
僕は、ダメ!!と言いかけましたが、感情を抑えながら院長に教わったように伝えてみました。
「最近、前よりも色んなおもちゃで遊べるようになってきてるね!このおもちゃも〇〇(息子)ならもっと楽しく遊べるんじゃない?」
すると、手に持っていたおもちゃを妹のところへ持っていき、なんと遊び方を教え始めたのです‼︎
僕は、あまりにあっさりと息子の反応が変わったので、プラスなメッセージが前提にあるだけでこんなに違うのか、、と、唖然としてしまいました。笑
そしてそれは、組織に対しても同じ事が言えます。
僕はそれまでは、朝礼の際に
できていない部分にだけフォーカスして「頑張ろう!」と伝えていましたが、なんとなく曇ったリアクションが返ってくる事がありました。
ですが、
「MTGであれだけ多くの意見を出せるくらいお客様の事を考えられているのはすごいと思う。その気持ちをしっかり伝えて行こう!」
と、伝え方をプラスに変えてみたところ、
「はい‼︎お客様に届くように頑張ります!」と前向きなリアクションに変える事ができたのです!
事象は同じでも、いかに前向きな前提を与えるかで、本人の解釈が180度変わる。
皆さまも、育児や部下のマネジメントをする際に、「なんだか前向きじゃないかも?」と思う事がありましたら試してみてはいかがでしょうか?^_^
ZAC、Fee’zはこれからも、
このようなコロナの中でも、解釈の前提を書き換えて皆様が前向きな日々を送れるよう励んで参ります!
サロン事業部
エナジーサロンFee’z
店長 田中稜士