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「上司も評価されるべきだ!」の声には応えるべき!?

「上司も評価されるべきだ!」の声には応えるべき!?

人事評価制度を運用していると、
現場から「上司も部下から評価されるべきだ」という声があがることがあります。

このようなご相談を頂く際、私はこのように回答するようにしています。

確かに、上司はある意味部下から「評価される」べき立場ではありますが、
ただそれは必ずしも人事評価制度においてということではないので、
(とりわけ報酬制度が絡むものには適用しないほうが無難でしょう。)
まずはなぜ現場からそのような声があがっているかを検討してみませんか?

理由は色々とありますが大きくわけて3つあります。

①上司が役割よりも部下から人気を優先するようになる可能性があるから。

これはいわずもがな百害あって一理なしです。

②上司の役割を100%できない部下の立場から、上司の評価を行うことは現実的ではないから。

例えばですが、
マネージャーとしての役割を全うしようとしている主任より、
プレーヤー業務を手伝ってくれる主任を現場が評価するとしたら、
組織はおかしな方向にいってしまいそうですよね。

③その不満は、上司も、その上司から評価されているという事実と
評価の信頼性の欠如がもたらすことが多く、仕組み自体を変えれば済む話ではないから。

実際、「上司も評価されるべきだ」という発言は、
「部長は、課長のことをちゃんと評価できていない」という不満の現れとも言えます。
適切な評価であったとしても、その説明や理解させるプロセスに手間がなかったと
考えるのが妥当でしょう。

必用,決める,相手

360°評価等、色々な手法があり、何がよいのかと迷うことも多々あるかと思いますが、
いずれにせよ、手法に飛びつく前に、その部下はなぜそのように言っているのかetc
の要因分析を徹底して行うことが求められてくるといえるのかもしれませんね。

ちなみに、そんな人事制度のあれこれを聞くことのできる、
無料のオンラインセミナーが12/18と1/20に実施されます。

よかったら参考になさってみてくださいね♪

人事評価制度構築セミナー
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※終了しました

人事コンサルタント
金森秀晃

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