弊社に就職することに興味のある、とある学生から、
コンサルタントとして大事にしていること、について聞かれることがありました。
非常に、印象の良い質問ですよね。
嬉しい質問で、せっかくなので、公式ブログでお答えしたいと思います。笑
そもそも、コンサルタントは、一言で言うならば、
「お客様の課題を発見し解決していく人」ではありますが、
いわば、「(物質的な)形のない未来」を売る人です。
そんな私たちの商売道具は「知識」、「経験」、「言葉」です。
だからこそ、私たちは、
日々、できるだけ多くの経験を積み、
新たな知識を学び続け、専門性を高め続ける努力をする必要があります。
ある分野においては、当然クライアントを凌ぐ知識と経験がないと
私たちとパートナーになって頂く価値がないからです。
クライアントの期待を越えることもできません。
ですから、知識や経験というものについては、
コンサルタントを名乗るための「パスポート」だとも言えると思います。
(しかも、世の中も刻々と変わりますから、
学び”続け”なければ意味がありません。)
学び続ける姿勢がパスポートのようなものだと思います。
また、もう一点重要なこと、それは「言行一致」です。
セリフを覚えてそれを得意げに語ることがコンサルタントの仕事ではありません。
言葉は、実行して初めて「力」が生まれます。
同じ言葉を聞いたのに、あの人の言うことはあまり響かなかった…ということはありませんか?
それは、その言葉が自分のものになっておらず、
言葉に「力」がないという状態なのだと思います。
例えば、クライアントに対し、
「できないことがあっても、すべては技術。
トレーニング次第で乗り越えられる」
とお伝えしているにも関わらず、
自分ではできないことや壁にぶつかったとき、
「私には能力がないから」「僕には才能がないから」と逃げていては、
言行不一致もいいところですよね。笑
ここに書くと、すごく当たり前のことのように感じられるのですが、
結構、気を付けないとやってしまうんですよね。
コンサルタントの仕事は
できる人ができない人のために、上から何かを教えるというものではなく、
コンサルタント自身が学び続け、挑み続ける姿勢を示すことで、
クライアントにヒントを得ていただいたり、
解決に向けて立ち向かう勇気を持っていただいたりすることだと思います。
だからこそ、私は、学び続けることと、言行一致をとても大切にしています。
質問してくださった学生さん、素敵な質問ありがとうございました\(^o^)/
是非参考にしてみてくださいね♪
人事コンサルタント
金森秀晃