「今の自分に疑問や不安を感じたら、それは変化しなさいという心の声です。」
作家 葉祥明氏の言葉です。
私たちは少なからず、自分を変えたい・成長させたいという欲求が備わっていると言われています。
(変化に対応できるようにするために)
「変わりたいんだけど、なかなか変われないんです・・・」
と心情を吐露してくださる方であっても、もともと自らを変化させる素養は持っている、ということですね(^0^)
とはいえ、変化したいと思っていても
最初の一歩が踏み出せず、躊躇してしまったり、環境が変わることを期待するなどということが少なくないかもしれません。
そんな状況を打破することが出来る魔法の言葉が、「おかしい」です。
私たちが変化することを躊躇するときは、大半が
”今の慣れ親しんだ状態から抜け出せない“時だと思います。
この状態に違和感を自らもたらし変化を促すため、意図的に「おかしい」と言葉にすることで
脳におかしい→新しい状況に適応したい、と新しい欲求を作り出すことができます。
例えば、
私が結果を出せないなんておかしい
いつまでも仕事に忙殺され続ける生活はおかしい
といった感じです。
以前「通勤に片道2時間もかかるし、もうそれだけでクタクタ。自分の時間を確保したいから引っ越したいんですよね」
とお話くださった方がいました。
反面どこかで、面倒くさい、すぐに困ることはないし・・・
などという思いが頭の中にあり、行動に移せずにいたそうです。
ですがある時、「こんなに通勤に時間をかけてるなんて、私おかしくないか?」と言葉にしたそうです。
するとご自身が本当に大事にしたい事があるのに、時間を無駄にしているかもしれない・・・!と焦りと違和感が湧き、
3年迷っていたものが1か月で行動に移せた、ということがありました。
自分が発した言葉を一番近くで聞いているのは自分です。
自らに「おかしい」と意図的に違和感を作ることで、
本当は変わりたいという、人間の本能的な欲求に従い充実した人生を描くために活用いただけましたら幸いです!
人事コンサルタント
金森 秀晃