いつもは車で移動することが多いのですが、
伺う予定の研修先がたまたま駅からすぐそばということもあり、
電車で移動していた時のこと・・・
お腹の大きなお母さんと、3歳くらいのお兄ちゃん。
お兄ちゃんはお母さんに抱っこをせがみますが、お母さんはお腹もだいぶ大きくなっていてなかなか難しそうです。
(抱っこしてあげたそうではありますが、みていてもかなり厳しいなと思っていました)
お兄ちゃんといっても、まだまだ3歳の子どもですから、
「ママ、お腹に赤ちゃんがいて抱っこ難しいの、ごめんねぇ」
といっても、なかなかわかってくれません。
「なんでー?」
を繰り返しています。
(別な時に見かけたお母さんだとどうしたかな?と後で思いました)
その時!
彗星のごとく現れたスーツ姿のお兄さんが、
華麗に席を譲るとともに、
3歳くらいのお兄ちゃんが背負っていたリュックサックを指さして、
「おぉ、ママのお荷物運ぶお手伝いしてくれてるんか、兄ちゃん偉いなぁ。かっこえぇな。」
とほほえみかけたのです。
すると、とっても得意げに、
今度はお母さんが持っていた手提げ袋をもらいうけ(むしろ奪い笑)、
お母さんから「●●、ありがとう」と言われて、とっても嬉しそうにしていました。
「お兄ちゃんなんだから」、「男の子なんだから」は甘えたい盛りの子どもにとってよくないという話もあったりしますが、
「大好きなお母さんを助ける、守る」という大義と役割が伴えば、
甘えたい欲求はどこ吹く風で、どんな小さな子でも立派に役割を果たそうとするのだなぁ、
とみていて非常にほほえましい光景でした(^^)/
(役割が人を育てる実例は多く見受けられる光景ですね!)
子どもたちから学ぶことは本当に多いですね♪
素敵な時間をありがとうございました!
人事コンサルタント
金森秀晃