研修やコンサルティングを行っていると必ず出てくるのが
「思わず肩入れ」したくなってしまうクライアント様。
思わず、打ち合わせに足を運びたくなり、
思わず、研修中、用意もしていなかった追加のコンテンツを話したくなり、
思わず、その後どうか、困っていることはないだろうかと気にかけたくなってしまう。
そして、ついつい、気がつくと、そのクライアントのことを考えてしまう。
そう、まるで、そのクライアントに「恋」したように!笑
そんな愛すべきクライアント様のひとつが、能見台パートリア様。
医療介護人材育成大会議にいらしてくださったことがきっかけで
法人内で年間契約で階層別研修に取り組んで下さっています。
受講者の皆様が毎回本当に真摯な姿勢で研修に臨み、
時には涙して自分自身と向き合うくらい、“ガチ”で講師である僕に向き合ってくれる。
また、担当である事務長と看護部長は
本当にいつもいつも、それぞれのスタッフの伸ばしていきたいところやその上で乗り越えてもらいたいと願っている課題を僕らに訴えかけて下さる。
研修だけでなんとかしようとせず、普段からこういう練習をするにはどうしたらよいのかと、問題を共有し、貪欲に求めて下さる。
私は、つい、その情熱と信念に心動かされ、何か気付きを得る度に、
「あ、これパートリアさんの研修で使えるな」なんて思ってしまう。
そう、これこそまさに、講師の力を引き出すクライアント力だと思うのです。
医師の能力を最大限に活かす「患者力」と似ていると思うのですが、
共通して言えることは・・・
“こうありたい!”“こうしていきたい!”という執念の有無
といえるのかもしれません。
(患者力であれば、なんとしても生きたいという執念なのだと思います)
ありがたいことに、弊社にはこうしたクライアント力をもったお客様が集まってきてくださいます。
つい、肩入れしたくなるお客様ばかりなので、つい、過剰に引き受け過ぎてしまうこともありますが(笑)
この法則は弊社のみならず、研修やコンサルティングサービスを提供する会社、講師であれば
多かれ少なかれ感じることかと思いますので、せっかくこうしたサービスに投資なさるのであれば
講師やコンサルタントに「思わず肩入れ」させるクライアント力を行使してみるのもよいかもしれません♪
是非、参考になさってみてください(^^)/
人事コンサルタント
金森秀晃