管理者研修をやらせていただいている中で、
よく私は、部下に役割と課題を与えて見守ることとが管理者の役割だということをお伝えしています。
そしてさらに、「部下を簡単に見切らない」ということもお伝えしています。
そんなときによく頂くご意見・ご質問がこちら!!
金森先生、でも・・・
☑ 人命がかかっている以上は、完璧にできるようになるまで任せられないですよ
☑ 顧客を失うリスクがあるのに、本当に任せなきゃいけませんか?
☑ 何度教えてもミスする子にも任せないといけませんか?
お気持ちはよーーーーくわかります(>_<) 大事な仕事を任せるときなんて、本当に身を切る思いですよね(>_<)
でも、皆さんの質問にお答えするとしたら・・・
答えは「イエス」です!!!
どんな状況にあっても役割を与えることを管理者側から諦めてはいけません!
なぜなら、もしその人がやめて問題が解決したように見えても、
また同じような問題は起こってしまうからです。
「その人のせい」ということではなく、
その人は組織・体制の不備をあぶり出してくれたきっかけにすぎず
「環境と仕組みに問題がある」と考えるのがリーダーの本来のあり方です。
でも問題が起こりそうなのにただ丸投げするというのは、
それはそれで管理者としての役割を放棄していますよね。笑
ですから、ポイントは
「何をいつフォローすれば間違いが起こらないか」
を明確にすること!
(これがなかなか難しいんですが!)
その管理精度を高めていくことが、
管理者としての資質を高めていくと言えるのかもしれませんね。
部下のことをつい諦めたくなったとき、
こんなことを言っている人がいたなぁと思い出してみてくださいね♪
人事コンサルタント
金森秀晃
例えば「自分で考えること」を促すことが、部下の成長の助けになるかもしれませんね。