こんにちは!
コンサルティング事業部、榊原ことバリーです。
今日も金森社長ブログをジャックします!
売り手市場の医療・介護の現場では採用担当の皆さんは大忙し!
1日で複数件の面接を毎日、なんていうことも少なくない…
そんな中、面接ですごく好感触で、これならすぐ一緒に働けそう!と思っていた方に、
辞退されてガックリきてしまったことはありませんか?
採用面接官研修で、必ずお伝えしていること!
実はこれって、採用面接官研修で必ずお伝えしていることを心がければ、ほとんど防げることなんです!
人事制度コンサルティングや、採用コンサルティングの一環として、現職の方の転職活動経験や、求職者の方から実際に伺ったお話しを総合すると、それら5つの「相手を見ながら、自分も見られるときに気を付けておきたい」ポイントが見えてきました!
そこで!これらのポイントを出血大サービスで公開しようと思います!
採用ご担当者様の参考になれば幸いです!
1.一般企業なら当たり前のマナー
面接の内容以前に、印象が悪い…それも些細なことから来るもので、例えば
- 質問に答えている途中で「もうわかった」と言わんばかりに話を終わらせられる
- 「質問はありますか?」と訊かれ、質問したら質問で返される
- 面接後にお見送りがない
といったものです。
これは確かに感じが良くない…。
2.状況の変化で振り回されてしまう
求人票を出した時と、その後の人員配置が変わってしまうことってありますよね!
でも、それをしっかり説明しないで…
- 希望していた科と別な科に「何の説明もなく」配属しようとしていた
- 電話した時には歓迎ムードだったのに、面接時には適当な応対だった
→後で知ったが、辞めようとしていた人の慰撫に成功して採用する必要が薄れていた - 「新規施設立ち上げ」と書いていたのに、半年前に開業はしている
状況が変化した場合は、しっかりと説明を差し上げたほうが、
逆に信頼感が高まるかもしれませんね!
(その方が入職後の離職リスクも少なくなるというデータも出ています)
3.「ウチは完璧です!」と言われる
ある程度経験を積まれた方が、お尋ねになるのが
「貴院・貴施設で課題に思っていらっしゃることは何ですか?」
ということです。
「この人を採りたい!」と思えば思うほど、課題を言い出しづらくなってしまうなんてことはありませんか?笑
でもこれ、しっかり課題をお伝えしたほうがよいと言われています。
なぜか?
これはそういう質問をされた方から直接お聞きしたのですが、
「どんなに理想高く、スムーズに回っている組織でも何の問題もないなんてことはない、むしろ問題は見つけに行ったほうがいい!
それが改善点を探そう、組織をもっと良くしようという意識の表れだと思うから。
だから見つけた課題を意識しているか、それを聞くようにしている」
という意図から来る質問だそうです。
課題に向き合っているか、課題を見出そうという姿勢を知りたいという方に選ばれたら、採用担当者としては最高の成果ですよね!
4. 一方的に法人の理念理想を語られて面接が終わる
これは面接官・応募者双方の「あるある」なのですが、
考えや理念理想がしっかりしている方ほどアグレッシブなコミュニケーション≒話しすぎになってしまいがちです。
そのために、応募者の話をしっかり聞いてあげられず、
「ここで働いて、自分の意見を聞いてもらえるのだろうか…」
と不安になってしまうケースがあるようです。
ここでも「アサーティブな関係」を作ることって大切なのかもしれませんね。
5.反応が遅い
履歴書を送って90日後、
「では●月●日に一次面接を行いたいと思います」
…採用担当が少なく、駆けずり回っていらっしゃったりすると仕方ないのかもしれませんが…
連絡に時間がかかったことについて一言もなかったというご回答もありました。
相手に対してちゃんと反応を返す、挨拶同様基本的なマナーですよね…。
ごく当たり前のこと!
基本的にすべて、ごく当たり前のことではないでしょうか?
もし、応募は多いのに採用にまで至らないな、とお悩みの法人担当者様がいらっしゃいましたら、
ちょっと振り返ってみてもいいのかもしれませんね。
僕も応募者応対は気を付けよう!と改めて思ったバリーでした。
そもそも、対応しなきゃいけない人が来ない!とお悩みの方は、採用の目的を見直してみてもいいのかもしれません♪