スタッフがどうも受け身で働いている、
なんとなく自分の意図が伝わっていない気がする・・・
僕が起業して初めて部下をもった頃、いつもそんなモヤモヤを抱えていました。
ココはみんなを一つにまとめるために、何とかせねば!!!
そう思い立ち、色々試行錯誤を繰り返したのですが、その時に最もチームに変化をもたらした方法を今日はお伝えしてみたいと思います。
実はこれ、とっても、簡単です。
「みんなはなぜ、ZACで働いてるの?」
社内全体朝礼で、スタッフにそう問いかけてみただけでした。
「関わる方を笑顔にしたいから」、
「ZACの自己効力感を大事にする姿勢に共感しているから」
とあるスタッフ達は言い、またあるスタッフは
「ドンドン稼いで、世界中の珍しいものを見て回りたいから」
と燃え滾る野心を放ってくれたスタッフもいましたね 笑
MTGや朝礼では、どうしても決定事項や案件の進捗報告になってしまう・・・(>_<)
なんてこと、ありませんか?
10年以上前にはなりますが、当時の弊社のMTGも、例に漏れることなく、そのような状態に陥っていました。
そんな状況を打破したのが、冒頭の問い掛けでした!
スタッフ同士が各々の「動機」を共有し、仕事に取り組む理由や目的を全員で再確認する、ということです。
案件の共有だけだと仕事にあおられて、目の前の事をこなすことで精一杯
気持ち的にも落ち込み、休日はグッタリ・・・
そんな風になってしまうこともありますよね(^^)
だからこそ、仕事に取り組む「動機」が大事になります。
冒頭の問いかけを始めてから、
「動機」というもの、語って共有することで、
さらなる「情熱」を生み出す!
ということをスタッフに気付かされました。
情熱があれば、多少失敗して凹んでも糧にできるエネルギーが生まれる。
スタッフを見ていてそう感じるのです。
だからこそ、
▶「動機」を常に自分に問うこと
▶「動機」を皆で共有すること
が大事なのではないでしょうか。
組織であれば共有することで、組織の「動機」と個人の「動機」の共通項が作られます。
みんなが共通の「動機」を持つ体制にならないといけないのです。
(仕事をする「理由」を持つ、と言い換えてもいいかもしれません)
最初っから上手くはいきませんが、
情報や人、モノ様々なものが溢れている今の時代だからこそ、組織内部を固めないと外部環境で大きく「やられてしまう」こともあると思います(-。-;
社員を手足として扱うことではなく、「仲間」として大切にする。
ここができるかどうかで、組織の将来の分かれ道になるのではないでしょうか。
(部下の側からも、先輩を仲間と捉えて活用する事を意識すると、変わってくるかもしれません)
人事コンサルタント
金森秀晃