私は業界の勉強のため、
よく医療従事者の方々のブログをよく覗かせて頂いているのですが、
今日は、その中で目に留まった中田理事長の記事をご紹介させて頂きたいと思います。
医師であり、新進気鋭のベンチャー企業の経営者のようなお考えを併せ持つ中田理事長。
(この業界では非常に珍しい感性をお持ちの方ですね)
「会社や社長にとって、社員とは家族以外の何物でもないので、今食えるものだけ儲かるものだけに注力していたのではダメなのです。
食えなくなったときのことを考えて、保険をかけておくことが大事だと思います。
そうでないと社員は目の前の仕事を一心不乱にやることが出来なくなります。先のことを疑いながら働く人なんてろくな仕事できないでしょう。」
先生はここでは、ビジネスにおける採算のお話をなさっていますが、
院内・社内の体制構築、次世代を担うスタッフの教育というものも
実は区分としては非常に似ていると思うのです。
「緊急ではないが、重要なこと」
目の前のことにいっぱいいっぱいで患者様の対応をすることだけに集中している経営者の方は、
大事だとわかっていながら、人事評価制度の構築やスタッフの教育研修にお金と労力を
使うという決断ができない。
これは、先生のおっしゃるビジョンを考えられない方々と同じ構図のように思います。
(10年後のあるべき姿から下って今を作れていないという意味においてです)
“成果を出す”組織の経営者、“社員を本当に大事にする”組織の経営者のあり方、
男気が垣間見えるエントリーでしたので、思わず、ご紹介させて頂きました。
私も中田理事長のように、
社員の10年後を本気で考えられる経営者でありたい、
また、ファミリー(弊社のクライアント)の10年後を本気で考え、
臆せず提言ができるプロフェッショナルでありたい。
そう信念を新たにさせられました!
ありがとうございます!!