先日「AI就活」という記事のキャッチをみて
「あーまたプロンプトのハウツーを紹介して
エントリーシートをChatGPTに書かせたりするやつかなぁ」
なんて思いながら、記事をあけてみました。
本文を読む前までは
「生成AIでうまくESかけても、その能力仕事にいらないのよね…
そういう就活広まるのはこちら側からするとなんだかなぁと思うんだよな」
と若干のマイナスな感情を抱いていたのですが、それが全く違ったのです!
「この使い方、めっちゃいい!
超有能、これなら大歓迎!」と思いました。
その紹介されていた事例としては、
AIに志望企業の情報を読み込ませてAI相手に面接練習をしたり、
5年後や10年後に外部環境の変化を受けてその会社がどんな優位性を持つかなどの
深堀り質問を繰り返し、企業理解を深めていったというもの。
AIを壁打ち相手として、自身の思考を深め、時代にあわせた手間のかけ方ができる人材は
これを仕事でも応用して新しいものをどんどん活用していくことができそうですよね。
では、これができる人間とそうでない人間とで何が違うのか?
それは…「目的意識」に尽きると思います。
短時間でこの志望企業に内定をもらうという執念があれば
AIのよいところを活かした活用方法を思いつくでしょうし、
そういう人間はESを生成AIに書かせるなんて当たり前で
その校正(本当に目的に叶った文章になっているか)を精査する力を大事にするでしょう。
やはりいつの時代も、今何かを知っているかどうかやできるできないではなく、
目的のためにあらゆるものを手段化して使い倒す人間が一番強い。
改めてそんなことに気づかされた記事でした。
今後は組織内でもAIの活用が活発化されていくと思いますが、
AIを使って考えることをAIに任せるというよりも、
AIを使い倒してより深い思考ができるように私達も進化していきたいですね!
人事コンサルタント
金森秀晃