みなさんは勇敢な人、勇気がある人と聞いて、どんな人を思い浮かべますか?
・みんなが怖いと思うことに飛び込む人
・失敗を恐れない人
・批判されることを恐れない人
・危険を顧みず誰かを助けに行く人
などなど、勇敢なイメージが次々に目の前にうかんでくると思います。
どれも正しいと思うのですが、
私が思う最も勇敢な人間は…
自分自身も気づいていない欠点すらを受け入れることができる人間
だと思っています。
少し地味に思われるかもしれませんし、
表面的にはその勇敢さがあまり伝わらないかもしれませんが、
これを初めてやるときには相当な勇気が必要だと思います。
自分が感知している欠点すらもできれば蓋をしたいのに、
感知していない欠点すらも受け入れて、対策を立てていこうとするわけですから
メンタル面だけでみたら相当な「猛者」だと思います。
そして、ある意味この勇気さえ持ってしまえば、
他のあらゆるものが怖くなくなっていくと思うのです。
自分の至らなさ、自分の未熟さ、自分のずるさ、自分の怠惰さ、
そうしたものを直視して受け入れて、戦うことさえできれば
その自分があらゆることに対応するわけですから、
すべてに影響を及ぼすと考えられるからです。
そうはいってもそんな勇気がもてたら苦労はしないと思われるかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、
自分に対して他の方が言っていることを
「自分にはそういうところがあるのかもしれない」
と自分の中で「一応検討する!」というものです。
人がいうことがすべて正しいわけではもちろんありませんし、
全部をもれなく受け入れなければならないわけでもないのですが
自分では気付けない欠点というものは誰にでもありうるわけですから、
少なくとも一考する価値があります。
「検討してやっぱり違うわ」、でも全然よいのです。
これらを続けるうちに、認めて直したところでそんな悪いことが起こらないということを学習していくと息をするようにこの流れができるようになっていきます。
この過程が「心の資産」を増やしていき、
精神的にも経済的にも豊かな人生を送る手助けになってくれます。
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人事コンサルタント
金森秀晃