恥ずかしながら大学院の勉強で苦手な科目があり、
「授業にちょっとついていけてないな」と思うときがありまして、
「あぁ僕はだめだなぁ、頭悪いなぁ」なんてドラマを作った瞬間があったのですが
その時、ある少女のニュースを見て改めてハッとさせられたので
その学びをみなさんにも共有したいと思います。
そのすごい少女は誰かというと…
かの有名なアメリカの名門中の名門、バークリー音楽大学に世界最年少12歳で合格した、
天才ジャズピアニスト古里愛さんです。
音楽家とは「才能」がモノをいう世界と勝手ながら思っていたのですが、
その裏側は全く異なるものでした。
(もちろん才能もきっと素晴らしいのですが)
そこで、彼女と彼女を支えるご家族から得た学びを3点にまとめてみました。
①教育方針
私が最も感銘を受けたのは、そのお母様の教育方針です。
その至極の教育方針とは…
「自分の言ったことは実現させなさい」
です。
お母様はいわゆる「教育ママ」という雰囲気でも
「親の期待を背負わせる」という感じでもなく、
自分が言ったことをとにかくやり抜いてほしい、
それを応援するというスタンスのように感じました。
だからこそ、
「練習しなさい」よりも「だったらやめなさい」の方が多かったと思う
ということだったのでしょう。
古里さんからは自分が決めて、自分が好きでやっている、
自分の人生を生きているという感覚が非常に強そうな聡明な印象を受けました。
②欲しい未来を毎日描く
自分で作った目標までの計画表を朝晩読み上げるのが彼女の習慣なのだそうです。
またこの時、グラミー賞を取っている自分を想像しながら読むとモチベーションが上がるとおっしゃっていました。
③目的を果たすために集中して圧倒的な量をこなす
実は彼女が最年少でバークリー音楽大学に行くことになった一つのきっかけになったのは
コロナ禍だったのだそうです。
コロナ禍でピアノの練習時間が増えて、12時間近く費やしたことで上達スピードアップ
↓
バークリー音楽大学のサマーキャンパスに行って
入りたいと思ったが、高校卒業資格が必要ということだったため
ピアノ練習時間のすべてを学習にあて(←この思い切りもすごい)
2年で高校卒業資格をすべて取得し、アメリカ高校卒業資格を得る
↓
入試を受けて無事合格!
という流れだそうですが、とりあえずとんでもないですね!!笑
とんでもない努力家すぎてびっくりしましたが、
この量をこなすには当然”犠牲”が必要です。
(それ以外やっていないということになりますからね)
彼女の場合は、グラミー賞を取るまでに犠牲にしていること「ゲームをすること」。
お母さんとお父さんは、甘いもの、お酒をそれぞれ犠牲にして応援してくれたのだそうです。
これも非常に愛ある応援の仕方ですよね。
この犠牲も、自分が一番欲しいものは何かを毎朝毎晩確認しているから
自分を律して自分が決めたことを守ることができるのでしょう。
自分自身の目標達成や部下育成において非常に参考になるところが多い動画なので
みなさんもぜひご覧になってみてください!
(10分以内で見られますよ!)
人事コンサルタント
金森秀晃