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発達障害はカミングアウトするべき?しないべき?

発達障害はカミングアウトするべき?しないべき?

「実は仕事があまりにもうまくできなくて、
気をつけても忘れてしまったり、ミスしてしまうので
病院に行ってみたら、ADHDだったんです。
これって職場にも言ったほうがいいですかね?
障害者扱いされてしまいますかね?」

カウンセリングの中でこういったご相談を
いただくことが実はとても多いです。

ADHDだけではなく、アスペルガーや過去の精神科既往歴などについて
それを組織に申告すべきかどうかを悩まれている方は非常に多いのですが
みなさんはどう思われますか?

私の個人的見解としては

「多少なりとも配慮が必要ならば言ったほうがいい」

と思っています。

例えばですが、ご自身の中で自分の傾向と対策をしっかり持っていて、
周りに特別な配慮を求める必要がなければ、別に言わなくても良いでしょう。
ただもし、自分でコントロールしきれていない要素があると感じる場合は
周りの力を借りながら自分が出せる付加価値を最大化させる方がお得だと思います。

組織にとって一番困るのはこの2つ。

・組織や周りの人にとってマイナスな言動を取ること
・付加価値を作らないこと

逆に言えば、周りの助けを借りてマイナスになりうる面の対策を取り、
付加価値を作ってくれるのであれば大満足なわけです。

仮にADHDだったとしても自分の傾向を分析して対策を取れる人材は
自信満々で自分の間違いを認めない人よりも信頼度が高いと思いますし、
過去に精神科の既往歴があったとしても
自分はこういう解釈にすることで強くなったなどということを示せれば逆に好印象です。

大事なのは「配慮を求める代わりに、
何らかの付加価値を出せる人材になることを示す」こと。
自分は発達障害なので配慮してほしいし、
付加価値出さなくてもOKにしてほしいという姿勢では
組織側としても雇う意味を見出しづらくなってしまいます。

ちなみに!
入職時にそうしたものを隠して入職するというのは
お互いのためによくないので言ったほうがいいと思います。
トラブルのもとですし、傾向と対策を伝えて受け入れてもらえなければ
その職場で安心して幸せに働くのはかなり難しいからです。

発達障害等のカミングアウトについて悩んでいる方の参考になれば幸いです!

人事コンサルタント
金森秀晃

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