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幸せは感染するかもしれない話

幸せは感染するかもしれない話

弊社の主なクライアントである医療・介護業界では、管理職だけども現場の第一線を担うことも
求められるプレイングマネージャーをなさっている方がたくさんいらっしゃいます。

「心を亡くすと書いて「忙」といいますけど、ほんとにいまそんな感じですよ」
「人がいなくてみんなパツパツなんですよ。頭ではわかってるんですけどちょっと笑えないですよね・・・」
「自分の右腕になる人を育成しようにも、なかなかそういう見込みがある人はうちにはいないですよね」
忙しい合間を縫っての打ち合わせなどではこのようなお声は”デフォルト”とも言えます(-_-

恐らく、この業界に限らずこのような思いを抱えて役割を全うなさっている方はもっとたくさんいらっしゃるかもしれません。
仕事ですと組織内外で関与する人が多くなりますし、とりわけ不可抗力だと感じる場面が多いですよね。
今回はそんな環境下であっても、ちょっと希望が持てそうな研究結果をご紹介したいと思います!

ハーバード医科大学のNichlas Christakis 氏とカリフォルニア州立大学サンディエゴ校のJames Fowler 氏の研究で、5000人近い人たちを1983年から2003年までの20年間追跡しました。
当事者や、その友人、子供、そして孫までを追跡した、かなり貴重な縦断研究です。

その結果、参加者の幸福度と繋がりをネットワークの図で表しました。
幸せな人を黄色、幸せでない人を青、その中間の人を緑で表したもので左側が1996年で右側が2000年のものです。

 

研究結果についてまとめると・・・
・幸せな人は幸せな人同士でつながっている傾向にある
・黄色(幸せな人)に囲まれた青色(幸せでない人)は少しずつ黄色に変わっていく
・一人の幸せは3度の隔たり(友達の友達の友達)まで伝染(影響)し、4人目になると影響がなくなるということなのだとか。

類は友を呼ぶということわざがあるように、幸せな人同士で集まるのはなんとなくわかりますが、まさか幸せじゃない人にも影響するとは驚き・・・!

この研究結果は幸せの影響力について述べられていますがさらに考えると、環境は自助努力によっても作ることができるということのように思います。

一見なかなかそうは思えない環境下にある時ほど、大半の人が自分のことで精一杯で
この環境下から救い出してくれるヒーローを求める傾向がありそうですよね。

だからこそ、同じ仕事をやるにしてもこれまでよりもハツラツと自らやってみることで
”なんだかこの人、イキイキとしごとしてるな”とか”この人みたいに自分も働いてみようかな”という風に
周りの人を感化させ得る幸せ感を自分に宿せるかもしれません。

誰かのために働きかけると、自分にも与えられる・・・
うーん、幸せって奥が深いですね!笑
参考になりましたら幸いです!

人事コンサルタント
金森 秀晃

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