アメリカの衛星テレビ、ディスカバリーチャンネルのYouTubeサイトにある
「覆面ビリオネア」という動画をご覧になったことはありますか?
起業家で億万長者のグレン・スターンズ氏が
正体を隠して縁もゆかりもない土地で
90日間で100万ドルの価値がある会社を作る
という、なかなか”クレイジー”な企画です!
この企画は、
・運が良かったからできたんでしょ!
というのを払拭したい。
・ビジネス成功には原理原則があり、
それを実践すれば誰でもできる!ということを証明したい!
というグレンの情熱から始まったそうです。
本日は起業家のみならず組織で働く方にも通じる部分が
非常に多かったので少しですが彼の金言をいくつか紹介したいと思います!
▼”No job is beneath you”
(どんな仕事でも真剣に向き合えば自信が生まれる)
この企画のスタート時、グレンほ手持ちは100ドル(およそ13000円)。
これでは90日間生活すること自体ままならない…
ということで、生活費と起業資金稼ぎの為、まずは80ドルの掃除代行を始めました。
億万長者になってから、こういう仕事をすると想像していただろうか
などと思いつつ動画を観ていると、グレンはとにかく一生懸命!なのです。
トイレ掃除でも食事の準備でも、とにかく任されたものに懸命に取り組んでいました。
この有り様は”取るに足らない仕事などない”ということを示してくれていると思います。
組織で働いていると、不本意な仕事を割り当てられる場面はたくさんあるかもしれません。
周囲から評価されなくとも、賞賛されなくとも
自分がどういう仕事をしたかどうかは自分が一番よく見ている。
これが自信に繋がり、前進できるということなのだと思います。
小さな仕事を疎かにしている人が
大きな仕事を遂行できるか・・・?
想像してみると答えは明らかですよね。
▼”Set your own table”
(お膳立ては自分でする)
起業後に採用したメンバーの中には
全体の進捗を把握してない
グレンへの連絡は数ヶ月に一度という
”超消極的”なメンバーもいました。
その人にかけた言葉がこれです。
環境が整わないとき、どう考え、どう行動するか?
の重要性を教えてくれる金言ですよね!
うまくいかないとき、不満があるときはつい誰かや何かのせいにしてしまいがち・・・
(一時的にそうなるのは仕方がないのですが)
誰かがどうにかしてくれるだろう
いつか問題が解消されるだろう。
から、必要なものは自分で取りに行く。
この感覚にシフトしていくことが、
物事が動き、結果不満も解消することになるということなのかもしれませんね。
グレンの金言は仕事だけではなく
私たちの人生にも通じる所があるように思います。
この他にもたくさんの金言が散りばめられています。
よかったらみなさんもご自身に刺さる金言を
見つけて、仕事や人生に転用なさってみてください!
人事コンサルタント
金森 秀晃