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グッドドクターに学ぶ、人の心を動かす「動機」の力!

グッドドクターに学ぶ、人の心を動かす「動機」の力!

皆さんは「グッドドクター」というドラマを見たことはありますか?

原作は韓国ドラマで、日本でも 山崎賢人さん主演でリメイクされた作品ですが
アメリカでもリメイクされいずれも大ヒットしている大注目の作品です。

天才的記憶力を持つ、自閉症でサヴァン症候群の若きドクターのショーンが
様々な偏見や困難を乗り越えて成長していく姿や周りの人の交流を描いたヒューマンドラマです。

その中でとても印象的なシーンがあります。

第1話の中で自閉症のDrを雇うかどうかということで、
病院の理事会は揉めに揉めるのですが、最終的に理事会が
主人公のショーンを迎え入れる決意をするシーンです。

理事会で「医師になった理由」を聞かれた主人公のショーンは
周囲がそわそわするほどの沈黙の後(笑)、このように語ります。

「アイスクリームの匂いがする雨が降った日、僕のうさぎが目の前で天国に行った。
古い倉庫にある銅のパイプが、焦げた食べ物の匂いがした日に、僕の弟が目の前で天国へ行った。
僕は彼らを救えなかった。とても悲しい。どちらも大人になれなかった。
自分の子どもを持ち、愛する機会が与えられるべきだった。
僕はその機会を他の人々に与えたい。」

この話を聞く過程で、そこにいる誰もが目の色を変え、
「彼なら…」と心を動かされるというシーンですが
ショーンを演じたフレディ・ハイモアさんの
非常にピュアな演技には本当に心揺さぶられました。

この動機を話すまでは理事会の半分以上の方が
「天才とはいえ患者との関わりも含めてリスクが高すぎる。
到底一緒に働けると思えない。」
と否定的な意見をもっていましたが、
「こういう動機で外科医を目指しているのならば
 彼とはやっていけるかもしれない。」
「一度はチャンスを与えてみてもいいんじゃないか。」
という印象になったということになりますから、
動機の力がいかに大きな力かということがわかります。

ショーンは「狙って」人の心を動かす動機を話したわけではないかもしれませんが、
こんな風に誰かを説得したいとき、誰かに思いを伝えたいとき、
同じように動機を語り、人の心を動かせたら素敵だと思いませんか?

そこで今日は「人の心を動かす動機トークの条件」をダイジェスト版ではありますが、
ご紹介したいと思います!

①一点の曇りもなく心からの言葉であること

②自分の心が動いた出来事がきっかけになっていること

③人間性(人柄)が伝わり共感を得られること

とりわけ①は一番重要です。
確実に言えることは「取り繕った言葉では人の心は動かない」ということだからです。
一度試してみるとよいかもしれませんが、
誰かに考えてもらったスピーチ、借りてきた言葉を機械的に読むだけでは全く相手の心に響きません。
だからこそ、一点の曇りもなく話せる内容であることが大切になります。
(腹落ちしているということですね)

②③は付随的なものですが、あまりにも共感が得られない内容では
相手の心を動かせませんから、
対外的に話すときはそこも確認するとよいでしょう。

詳しく話せばもっと色々とあるのですが、
まずはこの3点を押さえるだけでも十分に人の心を動かす動機が語れるようになりますので、
ぜひトライしてみてくださいね!

何はともあれ・・・

「なぜ自分はこの仕事を成し遂げたいか?」
「なぜ自分はあなたと仕事がしたいか?」
「なぜ自分はあなたと親しくなりたいか?」

私も改めて自分の「なぜ」を掘り起こしたいと思わせていただける、とても美しい作品でした。

興味があればみなさんも是非ご覧になってみてください♪
ドラマそのものもとてもおもしろいですよ!

人事コンサルタント
金森秀晃

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