こんにちは。
サロン事業部の麻生です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
4月になり、新年度を迎え
色々な新しいことに挑戦しようと意気込んでいる方は多いのではないでしょうか?
そんな中、僕の新しいことといえば
“読んだことのない漫画を読むこと”です…。
‥‥すみません。今までと何ら変わっていないです。(笑)
改めまして
そんな僕が今読んでいる漫画は「スリースター」という高校生の主人公が卓球で全国を目指す姿が描かれている漫画で作中にある話と仕事で似ていることがあったので、その内容をシェアしたいと思います!
皆さんは部下や後輩に教えたりする時に“先輩として完璧に教えなきゃ!”と頑張りすぎて失敗してしまった経験ありませんか?
僕が初めて新入社員に教えた時は完全に空回りしていました。(笑)
漫画では、主人公の高校の外部コーチが昔に自分がやっていた卓球教室の生徒が退会してしまい、“頑張ったのに上達させてあげられなかった”と嘆き、コーチの妻が“教える方だって最初から完璧なわけないでしょう!あの子達と成長するのよ”と諭すシーンがありました。
そのシーンを読みながら、僕もFee’zに入った当初院長に同じような事を言われた事があったなとリンクさせていました。
当時、初めて研修で講師として教える立場になった時に“講師だから絶対に失敗できないな!”と張り切り、準備や予行練習などを色々試行錯誤して、いざ研修に挑んだのですが、緊張などもあり、練習通りに話せなかったり質問に対してもうまく返答してあげられなかったりと、散々な結果に終わってしまいました。
研修後、落ち込みながら院長に報告すると
院長は「初めから完璧にやろうなんて、それは自分自身のエゴだよ。そこで落ち込むよりもそこから“どうしたらいいか?”を考えることが重要なんだよ。」と教えてくれました。
今まで僕自身が働いていた職場だと“あれが答えられないのはまずいよ”“きちんと話さなきゃ”などダメ出しをされていたので、院長にもダメ出しをされるんだろうなと思っていたからか、ダメ出しではない前向きな言葉が胸に響きました。
同時に、その言葉で
僕は今まで“完璧にやらなくちゃ!!”とか“ダメだったな”と落ち込む気持ちにばかり囚われていて、その先のことは後回しにして感情を切り替えられずにいたと気づかされました。
それからの研修は
自分が思い描く理想像を目指してはいましたが、完璧にできない事は“当たり前”と折込み済みにして、チャレンジする気持ちでやるようにしました。
1回1回の研修では、気持ちを変えた事の効果を実感することはあまりなかったのですが
2か月後、研修が終わりスタッフとして研修生がデビューするとなった時に研修生の一人が僕に“すごくわかりやすくて、ためになる研修でした”と言ってくれたのです。
その瞬間に嬉しさとともに院長がなぜダメ出しではなく、前向きな言葉をかけてくれたのかがわかった気がしました。
院長は、僕自身を成長させようとする為だけに前向きな言葉で失敗を糧に修正させるようにしていたのだと思ったのですが
実は、失敗しても修正すればするほど、比例して研修生への“やる気”や“満足度”にもつながるものと教えてくれたのだと感じました。
漫画でも、最初少人数だった卓球教室も多くの生徒を抱えるほどの卓球教室になっていました。
この経験を忘れずに
スタッフを育てる事が、より多くのお客様の悩みを解決できると信じて、これからも日々人材育成に精進していきたいと思います。
株式会社ZAC サロン事業部
セラピスト
麻生 啓太