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居場所をつくる

居場所をつくる

「早く自分の仕事を覚えて、ひとりでできるようになりたい」
という思いで働き始める方は多いのではないでしょうか。
本人の新機一転という思いもあるでしょう。
組織としても、新しい風をもたらしてくれる存在はありがたいですよね!

一方で半年もしないうちに退職をしてしまう方がいるのだとか。
様々な背景はあるのですが、
要因の一つとして”組織で自分の存在意義を見出せないから”というのがあります。

管理職研修などでもこの手の課題は話題に上がることがあるのですが
「入社したばかりなんだから、存在意義は取り組んでる後からついてくると思ってもらえればいいんだけどね。」
という見解が多いように思います。

管理職やリーダーの立場からすると、
自発的に存在意義を見つけようとするスタッフばかりだったら、マネジメントが非常にラクですよね。

そうは言っても現実的には難しい・・・(+_+)
なぜならスタッフ側としては、何かを成したくて新しい組織で働き始めたのに
その欲がずっと満たされていない状態だからです。
こうした場合、リーダー(指示を出す側)の意味付け力がポイントになってくるように思います。
ポイントはスタッフが辞めたくなる前に敢えてちょっとした仕事を依頼し、存在意義を示すことです。

あるスタッフの事例で、こんなことがありました。
ある時上司から新しく購入した消耗品や備品の在庫を管理するのを依頼されたそうです。
当初そのスタッフは”なんだ、地味な仕事だなぁ”とモヤモヤしていたのだとか。
すると上司から「在庫管理をしないとどうなると思う?」
と問われたそうです。
スタッフが「ほかの人の仕事が滞ってしまうと思います」と答えると、
上司から「あなたがこれからやることは、会社の損失を防ぐ門番の役目なんだよ」と言われたのだとか。
思いもよらなかった言葉に「じゃあ自分がしっかりやらなくては!」と
そのスタッフは別人のように張り切って取り組み始めたのだそうです。

上司の役割は、部下のモチベーションをあげることと表現されることが多いです。
その根源はどんな仕事でも組織に貢献していることを
示すことにあるかもしれませんね。

人事コンサルタント
金森 秀晃

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