こんにちは!
コンサルティング事業部 定道勇斗です。
本日は私がブログをジャックします。
みなさんは、HEROというとどんな人を想像するでしょうか?
私の場合は、ドラマ「HERO」の主人公、久利生公平が思い浮かびます。
本日は、物事がうまく進まないことに落ち込んでいた私が、
久利生公平がHEROとして、いつも取っていた行動から得られた気づきを共有します。
ご存じの方も多いと思いますが、「HERO」は、2001年に開始した、SMAPの木村拓哉主演のドラマで、
主人公久利生公平が、検事としては型破りな捜査をして、誰にも気づけなかったような事実や証拠を見つけ出して
事件を解決に導くというストーリーです。
そんな久利生公平が、事件の真相が中々つかめず、捜査に行き詰っていたときに、ある一言を同僚に言っていました。
「きっと俺たちから見えているものよりも、見えていないものの方が多い。だからちゃんと足を運んで見なきゃ真実は見えてこない」
事件が解明しないことを嘆くともせず、ただ現場に足を運び続け、事件の真相を見つけることに専念する
彼の正義感と使命感に感動したのと同時に、私には真似できないなとも思っていました。
私は、久利生公平とは対照的に、うまくいかないときに、自分を責めてしまう傾向にあり、
失敗する→自分がだめだと落ち込む→落ち込んでも解決しないことはわかっているのに落ち込んでいる自分に気づいてさらに落ち込む…
という負のスパイラルをたどっていたからです。
久利生公平は何故あんなに落ち込むことがないのだろうか?と考えていた時に、ふと社長の言葉を思い出しました。
それは入社して半年ほど経った、お客様への説明が上手くできず、私が落ち込んでいるときのことです。
社長に呼ばれ、指導を受けるのかと思いきや、意外な一言をいただきました。
「物事がうまく進まないときこそ、クライアントのことを考え、今の自分に足りない情報を集めた方がいいよ。」
言われた当時は、クライアントのことを常に想うということなのかなあと思っていました。
しかし、社長がおっしゃっていたことは、解決に至っていない自分の能力に嘆くのではなく、
解決するために必要なことは何か?足りていないことは何か?と考え行動し続けているからこそ、
成果につながるのだと理解することができました。
久利生公平の、事件に行き詰まるときほど、何度も現場に足を運び、色んな角度から事件を見て、情報・証拠の収集をする姿は、
自分の能力どうこうではなく、物事を解決するために考え行動し続け、情報を集めるという社長の言葉そのものでした。
うまくいかないときに毎回このように思えるわけでもないのですが、
落ち込む回数は段々と減り、今では、落ち込む前に何の情報が足りないのだろうと考えることができるようになりました。
失敗したときほど自分を責めたくなりますが、そんな時こそ、
お客様のことを考え、何に困っているのか、どうすれば力になれるのかを考えて、
久利生公平のような、同僚・上司だけでなくお客様からも「あいつなら何とか解決してくれる」と頼られるHEROのような存在になりたいと思います!
株式会社ZAC コンサルティング事業部
コンサルタント
定道 勇斗