こんにちは!
サロン事業部 エナジーサロンFee’z店長 田中稜士です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
皆さんは、子供や部下に対してどこまで答えを与えて良いのか迷ったことはありますか?
将来自分で考えられる子になって欲しいから、子供のやってることはそのまま見守った方が良いかな?
部下の主体性を重んじたいから、自ら気がつくまで言うのはやめた方が良いかな?などなど。
僕は、子供に対してもスタッフに対しても沢山あります笑
僕には4歳7ヶ月の息子がいるのですが、先日息子と過ごす中で、”新しい概念に触れさせる大切さ”について気付かされたことがありましたのでお話させていただきます!
それは、息子とお出かけから帰ってきて、洋服や荷物を片づけていた時の事です。
幼稚園に入って色々な事が一人でできるようになってきた息子は、せっせと自分の荷物を片づけていました。
僕は感心しながら様子を眺めていると、なにやらハンガーに服を掛けられず手間取っている様子。
すると突然「もー!これ出来ない!!」「パパやって!!」と、ハンガーを投げつけてきたのです…。
どうしたの?と聞くと、
「これ僕できないの!!何回やってもできないの~!!(泣怒)」と、洋服掛けがうまくできずに困ってしまったようでした。
僕が「他のはこんなに上手にお片付けできて、あとはこれだけじゃん!できるからよーく考えてやってみな!」と励ましてみると、
「出来ない出来ない!僕はこれ絶対にできない!!」とすねてしまいました…
僕は困り果てて、これはどうしたものかと頭を抱えていると、前に仕事で同じような経験があった事を思い出しました。
それは、以前院長に、先生としてお客様を安心させてあげられるような佇まいがなかなか取れずに悩む新人について、相談した時の事です。
僕は解決策として、”新人に安心できる先生の振る舞いとはどういうものか”を考えてきてもらうのが良いのではないか?と思い、院長に提案しました。
しかし、院長はこのようにアドバイスをしてくれました。
「1回そのままを見せてあげれば良いんじゃないかな(^^)!自分で考えてきてもらうのも大事だけど、もしかしたらまだ概念がないだけなのかもしれないね!」
確かに僕が新人の頃、問診がなかなかうまくできずに、自分の頭だけで考えて行き詰まってしまった時、院長にやり方を見せていただき、たくさんの発見がありました。
正直当初は、理解できていないので、院長の見本をみても何故いまその質問をしたのだろう??という事ばかりでした。(笑)
ですが実際に、院長がやっている通りにやってみると、お客様の方から「次回はいつきたら良いですか?」と言っていただけるほど、気持ちを話して頂く事が増えていきました!
そして、新人にそのようにやると「あ!確かにそれなら安心して話しができますね!自分が考えていたのと全然違いました∑(゚Д゚)」と、きっかけを作る事ができたのです。
この出来事で、自分の考えられる範囲内ではなく、まだ知らない概念の中に答えがあるのだと学びました。
そして、息子へも「ちょっと見ててみて!こうやってやるんだよ!」と、やり方を見せてみました。
すると、「それどこ持ってるのー?」「この穴(袖)はどうするのー?」と、怒涛の質問攻め(笑)
(息子に聞くと、いつもはママに頼んでいたらしく、やり方を見ていなかったのだそう。。)
自分のやり方だけで出来不出来を判断してすねていた息子は、新しいやり方を知るきっかけを得る事ができて目を輝かせていました!
この事で、”分からなかったら聞いてみる”という選択肢を手に入れた息子は、その後も事ある毎に質問攻め…(笑)
今までは出来ない事があると「パパやって!!」「ママやって!!」と投げ出していましたが、なにか行き詰まると「これどうやるのー?」と、できる方法はないか模索するようになったのです♪
やみくもにやって”できない自分”から、”ただやり方を知らなかった自分”へと認識が変容したことで、できない事を楽しむようになりました(^^)
皆さまも、子供や部下が自分の頭の中だけで考えて行き詰まってしまっていた時に、それを人の能力のせいにするのではなく、”ただ知らないだけ?”と、疑ってみてはいかがでしょうか(^^)?
やり方を知らないだけで、ものにする資質は充分にあるのかもしれません♪
ZAC、Fee’zは、これからも皆様へ新しい概念を提供していけるよう、精進して参ります!
サロン事業部
エナジーサロンFee’z
店長 田中稜士