仕事をしていると、急に他部署から依頼が舞い込んだり、
上司から仕事を振られたり、お客様から呼び出される・・・などなど、
予想外のことがない日はないと思います(;^ω^)
予想外だらけの毎日は、元々やろうと思っていたことが滞り、
「なんて私は要領が悪いんだろう」と凹んだり、
全部やらなきゃ!と気が焦り、本来のパフォーマンスが出せず
「こんなはずじゃないのに・・・!」と自分にびっくりしてしまう事もあるかもしれませんね。
このような時に大事なことをスっと見極められるようになったら、
もっと時間を有効に使えたり、集中力がUPしそうな予感はしませんか??
今日は、大事なことを見極める方法について、学ばされることがありましたので、それを共有したいと思います!
先日の朝礼時に、ひとりのスタッフがスピーチをしてくれました。
仕事を覚え始めて、あれもこれもとパンクしそうになっていた時期に
上司にどうしたらいいのか相談したそうです。
上司は「うーん、まずはなんでもいいから毎日モノを3つ捨ててみたらどうかな。」と言ったそうです。
仕事のアドバイスをもらえると思っていたスタッフは予想外のアドバイスに最初は拍子抜けしてしまいました。
とはいえ、食べ終えたお菓子の袋とか明らかにゴミになるものとか、
ペン1本レベルでもカウントしていいという気軽さもありやってみることにしたそうです。
最初は捨ててやっぱり必要だったらどうしよう・・・
と心配になることもあったそうです。
ですが続けているうちに、会社で「決断スピードが早くなったね」と先輩から言われることが増えていき、
また自分でも以前は別の案件を進めながら、どこかで他のことを考えてしまうなどあれもこれもと焦っていたのが
以前よりも集中力がついたと実感していました。
スタッフは「毎日モノを捨てることで”いるのかいらないのか”、”大切なことはなにか?”と自問自答するクセがつき、
決断するスピードが早くなったのかもしれません。あとは捨てても意外とそのあとの生活に支障がないことから、
意外と大事なことって限られているかもしれない、と気づけたのが大きかったです。
仕事でも、押さえ所じゃなくて全部覚えなきゃ!となっていたんだなと思います。」
と話してくれました。
私たちは混乱していると、目の前の課題だけを解決しようと躍起になってしまいがちですが、
大事なことはなにか?を自分に問いかけると、従来の落ち着きを取り戻せるのかもしれませんね。
スタッフの気づきから、学ばせていただきました!
人事コンサルタント
金森 秀晃