こんにちは!
サロン事業部 エナジーサロンFee’z店長 田中稜士です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
僕には4歳6ヶ月の息子がいるのですが、先日息子と公園で遊んでいた時に”巻き込む”ということについて、考えさせられたことがあったのでお話しさせていただきます。
幼い頃に友達と公園で思いっきり遊んだ記憶は誰しもがあるのではないでしょうか?
僕も外遊びが大好きだったので、日が暮れるまで一日中遊んでいたのを今でも覚えています。
4歳の子供同士の遊びは、誰かが何かやるとみんなで一緒になって同じ事をやったり、コロコロと興味の対象が変わったりと、唐突な展開が繰り広げられるので見ていてとても面白いです♪
先日、息子とお友達6人くらいで公園で遊んでいるのを見ていた時に、こんなシーンがありました。
どうやら1人の男の子がサッカーをしたがっているようなのですが、他の子達は鬼ごっこに夢中で、サッカーをしたいという要望になかなか取り合ってくれません。
僕はその光景を見ながら心の中で「(サッカーはできない子もいるし、男の子も女の子もいる中でみんなとやるのはちょっと難しいんじゃないか??)」と考えながら、その子がこの後どうするのか見てみる事にしました。
するとその子は、走り回るお友達1人1人に「ねーねー!サッカーしよう!!」と、声を掛けて説得を試みたのです…!!
ですが、鬼ごっこに夢中のお友達はその子の発言を気にする事もなく、ひたすら走り回っています。
僕は「(あー、ダメだったかー(><))」と、何度も声を掛けるその子を応援していると、ようやく男の子勢がサッカーをやる気になってボールで遊び始めました。
しかし…
女の子達は一緒にやろうとしないのです。
僕は「(まぁ、サッカーだから女の子は違う遊びの方が楽しいんだろうな。男の子だけでも無事にサッカーができてよかった!)」と安堵して、
一心不乱にボールを追いかける息子をしばらく眺めていると、集団にその子がいないことに気が付きました。
公園を見渡すと…その子は…。
サッカーに興味を示さない女の子達に「○○ちゃんも一緒にやろうよ♪」と諦めずにずっと声を掛け続けていたのです…( ゚д゚)!!
余程みんなで一緒にサッカーをやりたかったのでしょう。
3分ほどすると、そんな想いがようやく届いたのか女の子達も駆け寄ってきて、無事に皆でサッカーを始める事ができました(^^)
その子の諦めない働きかけに感心しながら、「(自分だったらあそこまで声を掛けていたかな?)」と考えていると、仕事でも似たようなシチュエーションがあったことを思い出しました。
それは、入社したての頃に僕が立案した企画を動かしていた時の事。
企画を立案した僕は、初めて動かす自分の案なので着々と準備を進めていたのですが、
いざ始めようとすると、他のスタッフが動いてくれないということが起きました。
その事を院長に相談すると、このようにアドバイスをして頂きました。
「企画はすごい面白いよね!これは1人でやるだけじゃなくて、何度も働きかけてみんなを”巻き込んでいく”のが成功のポイントだね(^^)!」。
その言葉を聞いて振り返ると、詳細をしっかり伝えられていないところがあったり、その企画をやる理由を一度伝えただけで満足してしまっていて、働きかけの回数が圧倒的に少なかったのです。
その後、1人1人に不安なところを聞いたり、どんなことができそうかアイデアを求めたりして、問いかけの回数を増やしてみたところ、1人1人が実施して状況を報告してくれるようになったのです!!
この出来事で、目的を達成するためには”巻き込む為の働きかけの回数”が大切だと学ぶ事ができました。
公園の男の子のケースでは、皆でサッカーをやりたいという純粋な目的の為に、
1回目は相手にされなくてもひたすら声を掛け続けた事で、自然に触発されてみんなでサッカーをやる事ができていました。
子供には、一度で思い通りにならないというのは大した問題にならないんだ!としみじみと実感しました(笑)
成長するにつれて、自分の思い込みや決めつけで、巻き込むことをせずに自分1人でやろうとしてしまいがちになりますね。
(僕自身は思い当たる節がたくさんあります…苦笑)
大人になっても、何かを達成したい時に子供の様に無邪気に巻き込むという事を念頭に置いて、人の力を上手に借りられた方が成果は近づきそうですね♪
公園という日常の1コマに、とても大切な事を再認識されたように思います(^^)
皆さまも、1人では難しくて一緒に頑張る仲間が欲しい時や、チームのメンバーの意欲が下がっているなと思った時。
公園の男の子の雄姿を思い返して、”働きかけの回数”に気を配ってみてはいかがでしょうか♪
ZAC、Fee’zは、皆さまを明るい未来へ巻き込んでいく存在になれるよう、これからもより一層精進して参ります!
サロン事業部
エナジーサロンFee’z 店長
田中 稜士