仕事をしていると、様々な問題を抱えます。
せっかくですのでそれを機会と捉えて前向きに解決していきたいですよね。
ポジティブ思考の一般的な考え方は、
「ネガティブなことをできるだけ考えないようにして、良いことだけを考えよう」
というものをイメージすることが多いように思います。
ですが事象は実際に起こっているし、
なによりイヤなものはイヤですよね笑
イヤだと思っているものを忘れよう、なかったことにしよう
というのを繰り返していると、だんだんとひずみが生じてくる感じがしてくるかもしれません。
真のポジティブ思考とは、
イヤだなと思ったことを、ありとあらゆる角度から観察し、
どの角度から見るかを選択する技術だと思います。
今日は、この技術のポイントをいくつかピックアップしてお伝えしようと思います。
▼人を変える
イヤだと思う原因として、自分が捉えやすいように捉えるクセが寄与していることが多いです。
ですので、自分以外の人だったらどう見るか?をイメージしてみます。
例えば、一緒にいた友人だったら、上司の立場だったらなどです。
捉える立ち位置を変えてみることで、自分にはない捉え方があることに気づくことができます。
▼時間を変える
イヤだと思うことがあると、ずっとそれが続くような感覚に陥ること少なくないように思います。
こんな時は、時空をワープしてしまいましょう!笑
例えば、10年後の自分だったらどう捉えているだろう?
新卒だった時の自分だったらどう捉えているだろう?
という感じです。
「今」ではない時間の自分からその事象を捉えてみると、
陥っている場合じゃないと我にかえったり、成長しているからこその新しい課題なんだなと気づけるかもしれません。
代表的なものをふたつ挙げてみましたが、
いかがでしょうか?
捉える場所を変えてみるという技術をつかうと、
いまの自分だけでは気づかなかった捉え方がたくさんあるということに気づけると思います。
捉え方の中から、ご自身でどの角度で見るかを選択できたら
ちょっと前に進めるような気がしてくるかもしれません。
それが、真のポジティブ思考なのだと思います。
人事コンサルタント
金森 秀晃