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尊重を形で示す

尊重を形で示す

先日弊社のスタッフが管理者研修の講師をつとめたときのことです。
「管理者になったはいいけど、意見や報告が遅くて対応が後手になってしまう」
「意見を通わせることが少なく、チームとして機能を果たしきれてないような気がする」
というお声を聞くことがあったそうです。

この法人様に限らず、このような思いを抱えながら仕事をしている管理職の方は少なくないと思います。
本来望んでいる状態としては、
「スタッフが積極的に意見し、悪いことでも報告する」
「チームが機能し、期待以上の成果を出す(出そうとし続ける)」
ということだと思います。

ひらめき,おじさん,思いつく

この状態を作るために重要なポイントのひとつとして挙げられるのが
心理的安全性になります。
(チームのメンバー一人ひとりが恐怖や不安を感じることなく、安心して発言・行動できる状態のこと)
ご存知の方も多いかもしれませんが、Google社のリサーチチームが
「効果的なチームを可能とする条件はなにか」を見つけることを目的としたプロジェクトの研究結果として発表しています。

心理的安全性が低いと
・無知、無能だと思われるのではないか
・自分が邪魔になっている、役にたってないのではないか
などという不安が優位に働き、パフォーマンスが低下します。

逆に心理的安全性が高いと
・表現をしても大丈夫だという安心感が生まれ、メンバーとのコミュニケーションが活発になる
・新しいアイデアが生まれやすくなる
・自分の強みを発揮しやすくなる
ようになります。

相手,必要,決める

これを高めていくには、なんといっても
「リアクション」が命!です(^0^)
理解している、受け入れているということを言動で示し続けます。

メンバーから意見を引き出すために、まずはこちらが積極的な姿勢を示す必要があります。
具体的には
・聞いているよ、という状態を示す(例:話をしているときは、ノートパソコンを閉じる)
・相手と目を合わせる
・互いの理解が一致していることを確認するため、相手の発言内容を要約する。(例:「〇〇ということで合ってる?」)
・自分の中で答えが出ていることでも、チームメンバーに意見やフィードバックを求める
・人の話を遮らずに聞く。また妨げようとする人をたしなめる
などです。

リアクションというと、コメントをする、相槌をうつなどだけだと思いがちですが
相手を認識する、存在を尊重するということを示すということなのだと思います。
ぜひ活用してみてください。

人事コンサルタント
金森 秀晃

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