評価制度を形骸化せずに運用していくために、
最も重要になるのは、なんといっても
「面談(コミュニケーション)」でしょう。
これは誰もが納得する疑いのない事実です。
でも…
「面談したほうが良いのはわかるけど、時間がとりにくい。
評価するだけですごく時間がかかってしまう。
その割に効果が薄いのではないか…
他はどうやっているのでしょうか?」
そんな風に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ポイントは3つです。
1)評価基準をマネジメント基準に!
これは構造上の問題とも絡みますが、評価基準が裁くためのものではなく、
育成のため、成果をあげるためのマネジメント基準になっている
ということが非常に重要です。
(もう少し具体的なお話は、https://wp.me/p7NgOc-26R をご参照ください)
2)時間をかけるのは、期初面談と目標を切り替える時だけで十分!
評価の納得度を高めるために最も重要なのは、目標のコンセンサスです。
相手が納得する目標、相手が心から欲しいという目標が共有できれば、
それだけで人は前向きに、主体的になるものです。
ですので、ここだけはしっかり時間をかけましょう。
3)進捗確認は短時間、高頻度!
実は、1)と2)ができていれば、3)は自動的に出来てしまうものなのです。
1分でも「あれどう?順調?」というストロークを交わすことができると、
達成度や効果が格段に高まっていきます。
面談=長くするもの、というイメージを払拭し、電話で5分でもいいと考えると
かなりハードルは下がりますよね!
この3つさえ押さえて、運用ツールをしっかり整えていけば、
そこまで時間をかけなくても、非常に効果的な制度運用が期待できるでしょう。
※ 運用ツールも侮れません。
ツールに使われてはいけませんが、
使いこなすことができると非常に効果的ですので、
このあたりもお困りの方は是非ご相談ください。
人事コンサルタント
金森秀晃