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金森秀晃のしくじり道場~マネジメントの真髄を学ぶ~

金森秀晃のしくじり道場~マネジメントの真髄を学ぶ~

20代で起業した私が最初にぶつかった最大の壁は
ズバリ…「マネジメント」!!

当時の私は、当然のことながらいわゆるプレーヤーとしての経験しかなく
部下の人生を預かって教育・指導をしていくような役回りは初めてだったので、
とにかく、試行錯誤の連続でした。

リラクゼーションサロン開設当初は、
部下であり相棒でもある人間が、

・開店時間を守らない
・ちょっとした嘘を付く
・やっていないことの報告がない
・決めたことが守られない、なされない
・言い訳ばかりする

こんなダメダメな組織でした。

医師,看護師,悲鳴

それに対して、私も、正論ばかりをぶつけて、
余計に彼の心を閉ざしてしまうような、そんな悪循環でした。

今だから白状しますが、当時の私はこんな風に思っていました。
「俺が言っていることが正しい。
お客様のために正しいことをしている。
当然、受け入れられるべきだ。できない理由がわからない!」
最悪の上司です。笑

でもある時、サロンのお客様であり企業の経営者でもある方から、
こんなお話を頂きました。
(きっとそんな様子を見かねて、ヒントを下さったのだと思います。)

「やっぱり子育ても部下育成も、期待をかけて信じるって大事だよね。
ついつい、出来てないことばかり目に付くんだけどさ」

この言葉に、私は、はっとさせられました。

想定外,驚き,驚愕

今までの私は、
「お客様のために正しいことをする」
これこそが経営者としてあるべき姿だと思い
(これ自体が間違っているわけではありませんが)、
部下にも、同様のスピード感、レベルを求め、
そのギャップに対してそのままの熱量で憤りをぶつけてしまっていたのです。

自分の正論を押し付けるばかりで、
期待を示すこともなければ、信じていることを示すこともしていませんでした。

「これはいかん!」と思い、私は一つ、決断をしました(笑)

「そうだ、今できていないことでもとりあえず、できたことにして褒めてみよう!
そうなることを期待して信じることになる証明になるはずだ」

翌日、私は、彼が全く出来ていないことについて
「あれ、いつの間にか~~ができるようになったんだね」
と(悔しさで唇を噛み締めるような思いで)、褒めてみました。

すると、奇跡はすぐに起こりました。

今まで彼が出来たことのないことが出来るようになっていたのです。
そして芋づる式に今まで何度指摘しても、断固としてなされなかったことが
なされるようになっていきました。
次第に彼は自信と勝ち癖をつけ、結果を出し、
グループ会社の役員を経て、数年後には独立するに至りました。

私は彼に学ばせていただきました。
「結局は、僕の指導が至らないだけだった」
ということを。

人を活かし、育てるというのは、自分の「我」を消すということなのかもしれませんね。

これもまた、日々精進です。

人事コンサルタント
金森秀晃

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