こんにちは!
エナジーサロンFee’z店長 田中稜士です!
今日は僕が院長ブログをジャックします(^ ^)
年末が近づき、また新たな1年が始まろうとしてます!
皆様は今年はどんな1年だったでしょうか?
僕が普段いるサロンは、
人と人が直に接するので、目の前でその方の身体の変化だけでなく、心の変化も感じられるところです。
今年もサロンでは色々な出来事がありましたが、
その中でもセラピストとして嬉しい変化に立ち会えたことがありましたのでお話ししようと思います。
とあるファミリーとの出来事です。
(ZAC、Fee’zではお客様の事を、自分の家族の事のように親身に考える。という理念から、ファミリー呼ばせていただいております)
そのファミリーは、今まで一度もマッサージに行ったことがなく、辛さを感じてはいたものの、それがどれほどのレベルの辛さなのかがわからず、何十年も放置してしまっていました。
そして遂に”何かがおかしい””人生史上1番辛い”という実感が出て、ネットで探し回り意を決してFee’zに来店されました。
最初は押されている感覚もわからず、痛いのか気持ちいいのかの判断もつかないくらい、体の感覚が麻痺していました。
施術をしていくと、身体が軽くなっていくのを実感して楽になってきたそうで、週に1回のペースで来店されていました。
そして、その時に仰ったことが、
「すごく楽になりました!マッサージに来ておけば大丈夫ですね!」
と、仰ったのです。
とても喜ばしい事なのですが、
実は、これはFee’zが目指している理想の姿とは違うのです。
確かに週1回のペースで施術を受けていると、身体はどんどん楽になっていきます。
ですが、セラピストがいなければまた前のように辛くなってしまう。
言い方を変えるとセラピストに依存しているような状態に陥ってしまいますね。
(信頼していただけるのは、嬉しい限りです^ ^)
しかし、Fee’zでは
本当の健康とは、
“自分の身体の違和感を、正しく把握できる状態”
と、定義しています。
・自分は何をしたときに辛くなるのか?
・その時にどうやって対処すれば、調子を取り戻せるのか?
セラピストが身体のプロフェッショナルだとしたら、お客様は自身の身体のプロフェッショナルとなり、
“セラピストがいなくても大丈夫”
という状態を作っていくことが、Fee’zセラピストとしての在り方です。
そのファミリーにお伝えしたところ、
「確かに、楽な状態がわかってきたので、何をしたら辛くなるのかがわかるようになってきています!」と、とても納得していました(^^)
そして、自ら
「寝る時はどうすれば良いですか?」「仕事中どうしても変な姿勢になってしまう。気をつける事は何ですか?」と、怒涛の質問攻めをしていただきました。。^^;
(もともと持っていたバイタリティの強さに感銘しています、、笑)
現在は、今までやっていなかった運動も日常に取り入れて、
身体の違和感にもすぐに自分で対処できるようになってきています。
「辛いのが当たり前だったのに、こんな楽な世界があるなんて思っていなかった!」と
Fee’zへ来るペースも、週1回から月1回程度に減り、定期検診のような感覚でいらしています^^
僕は院長から「何か起きた時は全て自責で考える事が大切」と常々言われるのですが、
ファミリーの変化を間近でみていて、「まずは自責で考える」という言葉の意味がとても腑に落ちます。
身体の面でも、仕事の面でも、最高の状態を作っていく為には、
お互いが自分の中の責任や課題を認識し、それぞれがそれぞれのプロフェッショナルとして同じ方向を向く事が大切だと、改めて考えさせられます。
“1人でやるよりも一緒にやれば更に良い”
ファミリーにとってそんな存在でありたいと思います!
様々な背景を抱えた方が来店されるFee’zですが、
辛い思いをされている方がその状態から抜け出して、前を向いていただける瞬間を見ると、セラピストという役割の素晴らしさを改めて実感します。
そんな誰にも言えない痛みを抱えた方に、前を向いて頂くべく、
ZAC・Fee’z一同、2020年も邁進して参ります!!
エナジーサロンFee’z店長 田中稜士